生後3ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方のコツ!ひきこもりで悩むママへ

「生後3ヶ月の赤ちゃんとどう過ごしたらいいかわからず、ひきこもりがち・・・」まだ積極的に外出できない年齢のため、ママは家にひきこもりがちの方が多いようです。
今回は生後3ヶ月の赤ちゃんとの過ごし方を紹介します。赤ちゃんと2人で何をしたらいいか迷っているママや、赤ちゃんの生活リズムを付けたいと考えているママ必見の内容です。
目次
生後3ヶ月の赤ちゃんとママの日中の過ごし方
赤ちゃんが寝ているときに家事を済ます
新生児のころと比べてまとめて睡眠が取れるようになり、生後3ヶ月の赤ちゃんは日中に起きている時間が少しずつ増えてくるころです。
ママが話しかけると笑いかけてくれて、赤ちゃんとの触れ合いが楽しいでしょう。一方で新生児の頃と生活リズムを変えられず、悩んでいるママもいます。
赤ちゃんがまとまった睡眠になれば、ママは昼寝の時間を利用して家事ができます。生後3ヶ月だとあまり昼寝をしない子もいるため、その場合は赤ちゃんの機嫌がよく1人で遊んでくれる時間帯に家事をするのがおススメです。
生後3ヶ月だとまだ寝がえりはしないため、1人でいても危険性は少ないです。周りに危険な物を置かなければ、ママの目が届く場所で赤ちゃんを遊ばせることができます。
一人遊び用としてよく用いられているのがメリーです。赤ちゃんを仰向けに寝かせて顔の上にメリーを置けば、メリーの音や動きを目で追って1人で楽しみます。
寝返りが早い子の場合は、赤ちゃんは自分で体を元に戻すことができないため注意してあげてくださいね。
赤ちゃんが起きているときに一緒に遊ぶ
生後3ヶ月の赤ちゃんは表情が豊かになり、一緒に遊ぶと楽しいです。首がすわりしっかりしてくるため、ママの顔や物を目で追うようになります。
まだ首のすわり方が遅いようなら、ママが見ているときにうつ伏せにして遊ばせるのもおススメです。赤ちゃんは自分で顔を持ち上げようとして、首の筋肉が少しずつ鍛えられていきます。
買い物のついでに散歩に出かける
生後3ヶ月だと赤ちゃんを連れて長時間外出することは難しいでしょう。とくに初めての出産だと慣れない育児のため、ママ1人で赤ちゃんを連れだすのは大変だと思うはずです。
そんな場合でも、買い物のついでに赤ちゃんと一緒に散歩に出かけることはできるでしょう。
ベビーカーに赤ちゃんを乗せて外出すれば、ママも赤ちゃんも気分転換になります。外の空気を吸わせると、赤ちゃんも気持ちよくしてくれるはずです。
赤ちゃんの寝相アートを撮影して楽しむ
赤ちゃんと2人で何をして過ごしていいかわからない場合は、赤ちゃんが寝ているときに寝相アートをして楽しんでみては?
寝相アートとは、お昼寝をしている赤ちゃんの周りに小物を置いて、アート作品のように仕上げる楽しみ方です。上から写真を撮影して、InstagramやTwitterに投稿するのもおススメ。
赤ちゃんをマットの上に寝かせたら、周りに小物を配置するだけで寝相アートになります。家庭にあるものや、手作りが得意なママはフェルトを使って小物を作成してみましょう。
育児に疲れたら10分前後育児番組を見せる
毎日赤ちゃんと2人きりで過ごしていれば、誰だって育児に疲れることがあります。
育児に疲れたときは、赤ちゃんにテレビを見せるのがおススメです。「テレビに赤ちゃんを子守りさせるのはよくない」と言いますが、短時間であればとくに気にする必要はありません。
赤ちゃんにテレビを見せるときは、育児用番組がおススメです。育児用番組は子どもが興味を引く工夫がされていて、内容は単純でカラフルなものが多くなっています。
教育番組なら子どもの教育に繋がる内容も多く、悪影響は少ないでしょう。育児に疲れたら赤ちゃんに10分程度テレビを見せて、ママはリフレッシュしてみてください。
児童館やデパートに出かける
赤ちゃんと2人で過ごすことに疎外感を持つようになったら、積極的に外出するのがおススメです。地域には必ず児童館があるはずなので、探してみましょう。
午前中の早い時間帯なら、赤ちゃんを連れたママがやってきます。同じ世代の子どもと遊ばせることもできて、ママ同士の情報交流もできます。
早い段階から地域のママ友がいると、幼稚園に入るときママとの交流がスムーズです。後から入ってくるママは仲間に入りづらい雰囲気があるため、早い段階から地域のママたちとの触れ合いを楽しんでおきましょう。
「ママ友との交流が苦手」というママは、デパートやショッピングモールへ買い物に行くことをおススメします。屋内のお店なら天候を気にせず出かけられるでしょう。
デパートやショッピングモールには必ずといってよいほど、キッズコーナーがあります。子ども用品売り場に行くと、無料で遊べるスペースがあるため行ってみてください。
生後3ヶ月の赤ちゃんの夜の授乳間隔
生後3ヶ月は夜の授乳も必要
生後3ヶ月になるとおっぱいを上手く飲めるようになり、授乳間隔が開きます。
授乳間隔が開くとはいってもまだ夜の授乳は必要で、夜中に1~3回程度は起きてしまうこともあります。夜中に授乳が必要だとママも寝不足になりやすいため、赤ちゃんが昼寝をしている時間を利用し、ママも一緒に休むようにしてくださいね。
日中の授乳間隔は3~4時間おき
日中の授乳間隔は、3~4時間くらいに広がっていきます。母乳育児では1日5~8回くらいで、ミルクの場合は1回でたくさん飲めるため5~6回くらいです。
赤ちゃんによっては一度にたくさん飲むことができず、生後3ヶ月でも10回くらいの授乳が必要なこともあります。
どの赤ちゃんも育児書通りにいくとは限りません。順調に回数が減らなくてもあせらず、赤ちゃんのタイミングに合わせてみてください。
生後3ヶ月の赤ちゃんとできる遊び
ガラガラを持たせて遊ばせる
ガラガラは、生後3ヶ月の遊びの定番です。
別名「ラトル」とも呼ばれる遊び道具で、赤ちゃんが持って動かすとガラガラという音がします。
ガラガラは新生児のころから使えるおもちゃで、生後3ヶ月になれば赤ちゃんが握って遊ぶようになるでしょう。生後3ヶ月にガラガラを選ぶなら、赤ちゃんが持ちやすい細めのオーボールやリストバンド式のものがおススメです。
ガーゼを引っ張りあう遊び
赤ちゃんは特別な道具がなくても遊ぶことができます。育児中の家庭ならガーゼを数枚持っていると思います。
赤ちゃんにガーゼを握らせて、ママと引っ張りあっこして遊びましょう。最初は引っ張り返すほどの力はないかもしれませんが、自分の腕が動く様子を見て楽しんでくれるはずです。
ベビージムで遊ばせる
ベビージムはママの救世主になってくれる遊び道具です。アーチ形のおもちゃにカラフルなマスコットが付いていて、赤ちゃんが見たり手で触れたりして遊びます。
電池式のものなら音が出たり光ったりして、赤ちゃんが見て楽しみやすいでしょう。
ベビージムは新生児のころから使えて、大きくなればマスコットを外して遊ぶことができます。一度購入すると長く使う家庭が多く、購入しておいて損はありません。
しかし、動かないベビージムだと赤ちゃんも飽きてしまうことがあります。長時間一人で遊ばせるというより、ママが家事をやるときに短時間使う遊び道具だといえそうです。
歌を歌って聞かせる
ママが歌を歌うと、静かに聞いている赤ちゃんも多いようです。歌は手遊びもできるものを選ぶと赤ちゃんも喜んでくれます。
- アイアイ、アイアイ、お猿さんだよ
- げんこつやまのたぬきさん、おっぱい飲んでねんねして
- むすんで開いて、手を打ってむすんで
- 糸巻き巻き、糸巻き巻き、引いて引いてトントントン
絵本を読んであげる
生後3ヶ月の赤ちゃんに何を話しかけていいのかわからないママは、絵本を読んで話しかけてあげてみてください。首がすわってくる生後3ヶ月ころは色を認識できるようになるため、カラフルな絵本を選んであげましょう。
「ごぶごぶ ごぼごぼ」のように擬音が出てくる絵本は、赤ちゃんも興味を引くようです。ほかにも「いないいないばあ」「はらぺこあおむし」「だるまさんシリーズ」などの定番絵本も生後3ヶ月の読み聞かせに使うことができます。
生後3ヶ月は生活リズムを整えるべき?
産後のホルモンバランスの乱れでダラダラするママは多い
出産後3ヶ月は、まだ産後のホルモンバランスが整わないママも多いです。そのため「1日中寝て過ごしてしまった」「家事もほとんどできなかった」と自己嫌悪に陥ってしまうママもいます。
出産が終えれば急にホルモンバランスが整うわけではありません。授乳を続けていれば母乳が出るためのホルモンバランスとなっているため、妊娠前と同じ状況にならないでしょう。
女性ホルモンはバランスが乱れると、眠くなったりだるくなったりします。生理前や生理中に体調が崩れるのと一緒のため、産後3ヶ月でいつもの生活に戻るわけではないのです。
寝不足の場合は無理せず赤ちゃんとお昼寝
生後3ヶ月は夜中の授乳も必要で、ママは熟睡することができません。
日中もホルモンバランスの変化に対応できず、長時間眠くなってしまうママもいます。寝不足を感じているようなら、無理せず赤ちゃんと一緒に昼寝をしましょう。
生後3ヶ月の赤ちゃんは、1日3回くらいのお昼寝をします。時間にすると合計で4~5時間に達するため、ママも十分休む時間があります。
昼寝のタイミングは、午前に1回、午後に2回がベストです。回数が多かったり時間が長かったりすると、夜の睡眠に影響が出やすいため注意しましょう。
まだ長時間外出はできずひきこもるママも多い
赤ちゃんとのお出かけデビューは、1ヶ月検診の頃が多いようです。しかし本格的なデビューとなるのは生後3ヶ月からで、近所のスーパーや公園などちょっとずつ外出を始める方が多くなっています。
生後3ヶ月はママも赤ちゃんも外出に慣れる時期です。
出かけたとしても1時間程度となるため、まだ長時間のお出かけはできません。そのため、ママは「買い物にしか出かけていない」「近所に散歩に行っただけ」となり、家にひきこもりがちとなってしまうのです。
赤ちゃんが生まれる前は自由に何時間でも外出できたのに、赤ちゃんが生まれたとたん、自分だけの都合で外出できなくなります。家にずっといるとママも赤ちゃんも気分転換ができないため、少しずつ外出できる準備を整えていきましょう。
朝は早めに起こして体内時計のリズムを整える
生後3ヶ月の赤ちゃんは、朝早くに起こすのが理想です。時間でいえば6時~7時くらいには起こしましょう。
今まで朝は遅くまで寝ていたママも、赤ちゃんが生まれたら早起きするチャンスです。早い時間帯に起こすと、午前中に1回の昼寝をさせることができます。
朝赤ちゃんを起こしたら、太陽の光を浴びさせましょう。太陽の光は体内時計をリセットするのに有効で、繰り返していくうちに生活リズムが整っていきます。
お風呂は早い時間に入れる
生後3ヶ月になると首がすわってきて、ママ1人でも入浴させることができます。今まではベビーバスを使っていたのが、生後3ヶ月になればママと一緒に湯船に入れてもOKです。
赤ちゃんと一緒に入浴するときは、夕方の早い時間にしましょう。夕方に入浴する家庭が多いようですが、事情があって入れることができないなら、就寝時間の1時間前までに済ませておいてください。
生後3ヶ月の赤ちゃんの入浴は、お風呂の温度に注意が必要です。ママが少しぬるいと感じる程度に調節します。
長時間のお風呂だと赤ちゃんがのぼせやすいため、5~10分程度に留めておきます。ママ1人で入浴させるのが大変なときは、パパが帰宅してからでも問題ありません。
夜は21時くらいまでに寝かせる習慣を
生後3ヶ月の赤ちゃんなら、20時~21時くらいに寝かせるのが理想です。たとえば20時に寝かせたいのであれば、夕方の昼寝は早めに切り上げる必要があります。
夕方はママも夕飯の支度で忙しく、ついつい赤ちゃんを寝かしたままにしてしまうでしょう。規則正しい生活にするには、夕方の昼寝の時間に注意してみてください。
寝る前は入眠儀式をすると、赤ちゃんも「そろそろ寝る時間だ」と体で覚えていきます。
毎日同じ行動をルーティンしていくことで、習慣化されていきます。寝る前の儀式は「絵本を読んであげる」「お風呂に入れてから寝かせる」などの習慣です。
生後3ヶ月におこりやすいトラブル
黄昏泣きが始まる
生後3ヶ月ごろになると、黄昏泣きがはじまることがあります。日本の赤ちゃん特有のものではなく、世界どこの赤ちゃんでも経験することです。
黄昏泣きは別名「コリック」とも呼んでいます。原因はよくわかっていないのですが、夕方になると赤ちゃんが泣き始めてしまい、ママは夕飯の支度ができなくなってしまいます。
赤ちゃんが夕方によく泣くようなら、抱っこしながら食事の支度をしましょう。早い時間帯に食事の準備をしておいて、夕方は赤ちゃんを抱っこできる環境つくりも必要かもしれません。
夜泣きが始まる
生後3ヶ月は夜泣きに悩まされるママも多いようです。
新生児のころはよく眠っていたのに、生後3ヶ月で夜泣きがはじまるケースもあります。夜泣きの原因もよくわかっていない部分が多く、上手く対処するしかありません
場合によっては一晩中抱っこしなければ寝てくれず、ママがくたくたになることもあります。
夜泣きは1~2歳くらいまでで、その子によっておさまる年齢は違います。生後3ヶ月だとまだネントレは早いため、ママはお昼寝を活用しながら上手く乗り気ってみてください。
ネントレを調べてみたい方は、下記の記事がおススメです。
赤ちゃんの誤飲に注意
生後3ヶ月の赤ちゃんは、手足もよく動くようになります。近くにある物を何でも口に運んでしまうため、誤飲に注意しましょう。
昼間はバウンサーに乗せておくと、周りの物を手にしづらくなります。パパにも床やテーブルに物を置かないよう言い聞かせておき、タバコや灰皿、クリップやコインなどの小さな物の扱いに注意してもらいましょう。
もうひとつ注意したいのが、赤ちゃんの周りにある物での窒息です。赤ちゃんの顔の周りに置いたガーゼ、ぬいぐるみ、布団なども注意しましょう。
まとめ:ひきこもりがちでも気にしないで
生後3ヶ月の赤ちゃんがいると、どうしてもひきこもりがちになりやすいです。
長時間外出は難しく、ママもホルモンバランスの乱れから生活リズムが整いません。「毎日ダラダラ過ごしてダメな主婦」と考えず、育児に慣れるまでは仕方がないことだと考えてみませんか?
初めての育児で赤ちゃんとどう過ごしていいかわからない方でも、紹介した簡単な遊びならできると思います。ママも赤ちゃんと一緒に少しずつ成長していきましょう。
合わせて3ヶ月からはじまる寝ぐずり対策の記事も参考にしてみてくださいね。