赤ちゃんの寝室を別にするのはいつから?スリープトレーニングしたい方に

赤ちゃんの寝室別

「赤ちゃんの寝室を別にするのはいつから?」
夜の授乳回数が減ってくると、そろそろ赤ちゃんの寝室を別にしようか迷いますよね。

スリープトレーニングしたい場合は、生後4ヶ月~6ヶ月から赤ちゃんの寝室を別室にすることが多いようです。
欧米式のネントレに挑戦して、パパもママも赤ちゃんも朝までぐっすり寝てみませんか?

赤ちゃんの寝室を別にするスリープトレーニング

スリープトレーニング

スリープトレーニングはネントレと同じ

スリープトレーニングは欧米式のネントレのことです。
日本では「ねんねトレーニング」とも呼ばれています。

スリープトレーニングとは、赤ちゃんが勝手に寝てくれるようトレーニングすることです。
寝かしつけの時間が短縮できて、夜中に赤ちゃんが起きても一人で寝てくれるようになります。

寝る前にたっぷり授乳させてお腹を満たす

夜中に起きて泣いてしまう赤ちゃんは、いくつかの理由から目覚めています。

  • お腹が空いている
  • おっぱいが恋しくなる

一番の原因はお腹が空いていることのため、寝る前に十分お腹を満たせて寝かしつけます。

寝る前に母乳やミルクでお腹を満たしてあげると、夜中にお腹が空いて起きる割合が減ります。
母乳は消化が早く赤ちゃんも早くお腹が空いてしまうため、寝る前だけミルクに変えるのもおススメです。

入眠儀式をしながら寝かしつける習慣を身に付ける

スリープトレーニングでは、入眠儀式を利用して寝るための習慣付けをします。

寝る前にある習慣を繰り返すことで、赤ちゃんは寝る時間だと認識します。
絵本を読んであげる、入浴をする、ミルクを飲ませるなど決まったことをルーティン化させましょう。

夜中に起きても授乳や抱っこをしないルール

スリープトレーニングは、夜中に赤ちゃんが起きても授乳や抱っこはしません。

夜中に赤ちゃんが泣けば「お腹が満たされる」「抱っこしてくれる」という感覚を身に付けさせないためです。
泣けば抱っこしてくれる、おっぱいが出てくることを赤ちゃんが認識しだすと、それが当たり前となり、泣かないと寝ない子になります。

夜中に赤ちゃんが泣いても、1分くらい背中をトントンしてなだめるだけです。
泣き止まなくても部屋を出ていき、1分したらまたトントンしに行きます。

何度も繰り返していると、赤ちゃんは授乳や抱っこがなくても寝られるようになります。
最初は1~2時間泣き続けるかもしれませんが、2~3日もすれば赤ちゃんも慣れるはずです。

スリープトレーニングは生4ヶ月から

赤ちゃんが夜中に何度も目覚めてしまうのは、添い寝や授乳、抱っこが悪循環になっているという考え方です。
かえって赤ちゃんの眠りを浅くする原因になるため、悪い習慣を経つようにします。

スリープトレーニングを始めるとよいのは、生後4ヶ月~6ヶ月くらいからです。

夜の授乳回数が減ってくる時期にはじめると、スリープトレーニングがスムーズになります。
1歳近くになってからスリープトレーニングを始めると、赤ちゃんが動き回り、力も強くなってくるため大変です。
夜の授乳回数が減ってきたら始めるようにしましょう。

スリープトレーニングは寝室が一緒でもできる

欧米式のスリープトレーニングは赤ちゃんと寝室を別にしますが、赤ちゃんと寝室を別にしないとできないわけではありません。

パパとママと赤ちゃんが一緒に寝ていても、スリープトレーニングはできます。
赤ちゃんは20時や21時など早い時間帯に寝かせてしまうため、寝室は同じでOKです。

赤ちゃんのネントレのやり方は、下記の記事でも紹介しています。

赤ちゃんの寝室を別にする家庭は日本ではわずか

赤ちゃんの寝室
出典:http://shop.benesse.ne.jp/tamahiyo/sleep/topic_3.jsp
ベネッセが子どもの睡眠状況を1,038人に調査したところ、ほとんどの家庭では親子で添い寝していることがわかりました。
布団派だけでなくベッド派の家庭でも、子どもと一緒に寝ているようです。

夫だけ別室で寝るパターン

赤ちゃんと一緒に親子が寝るパターンが多いのですが、家庭によってはパパだけ別室ということもあります。

パパだけ別室にする理由は、「赤ちゃんの夜泣きでパパが睡眠不足になる」からです。
ママは夜に睡眠が阻害されても昼寝ができますが、パパはそうはいきません。

男性と女性を比べると、女性のほうが子育てする脳になっているため、少しの物音で目が覚める性質があります。
通常は赤ちゃんが夜泣きをしてもパパは寝られることが多いのですが、眠りの浅いパパだと起きてしまう可能性があるでしょう。

赤ちゃんの夜泣きがひどい場合や、パパが少しの物音で目が覚めるタイプなら、赤ちゃんとママは別室で寝る対策が必要になってきます。

気になって眠れないため一緒に寝るパターン

ママの性格によっては、「赤ちゃんを一人で寝かせるのは不安」という場合もあります。
「赤ちゃんが窒息しているかも」「赤ちゃんが不安に思っているかも」など気になるようなら、赤ちゃんとママは一緒に寝たほうがいいでしょう。

赤ちゃんの寝室を別にするメリット

赤ちゃんの寝室が別

パパやママの寝不足が解消される

赤ちゃんだけを1人で寝かせる方法は、パパもママも寝不足解消になりやすいです。

大抵のママは夜中でも「赤ちゃんを潰したらどうしよう」「赤ちゃんは大丈夫かな?」と気になって眠りが浅くなっているはずです。
赤ちゃんがちょっと動くだけや、ぐずぐずしだしたら眠れないというママもいます。

親子の寝室を別室にすることで、ママの睡眠時間も増えるようになります。

赤ちゃんが「お腹が空いた」「どこか痛い」などの問題があれば泣いてお知らせしてくれます。
赤ちゃん自身も、ママと一緒だとふと目覚めたときにおっぱいが恋しくなり泣き出してしまう可能性が高くなるのです。

夫婦のコミュニケーションを取る時間が増える

赤ちゃんがいる家庭だと、どうしてもママと赤ちゃんがべったりで、夫婦の時間が少なくなります。

赤ちゃんを別室で寝かせると、夫婦の時間をつくることができます。
夜寝る前に今日あったことを話す時間がつくれるため、夫婦のコミュニケーションが深まるでしょう。

育児から離れられる開放感がある

ママは365日24時間いつも赤ちゃんと一緒にいなければなりません。
子育ては楽しいのですが、やはりママも育児から解放されたいときもあります。

せめて赤ちゃんが寝ている時間だけでも解放されると、ママはリフレッシュできるでしょう。
赤ちゃんを寝かせた後はママの趣味の時間にすることもできます。

赤ちゃんと添い寝するメリット

添い寝
赤ちゃんの寝室を別にすることで多数のメリットがありますが、一方で赤ちゃんと添い寝するメリットもあります。
別室にすべきか、添い寝すべきか迷ったら、添い寝のメリットも確認しておきましょう。

夜中の授乳が楽でママが起き上がる必要がない

ママと赤ちゃんが一緒の部屋で寝ていると、夜中の授乳がしやすいです。

布団から起き上がる必要がなく、寝た姿勢で授乳ができます。
授乳したまま寝落ちしても問題がなく、ママの睡眠に与える影響も少ないです。

ただし、早い段階からミルクに切り替えた場合は、事情が異なります。
ミルクは腹持ちがよいため、夜中の授乳回数が減りやすく、ママが夜中に起きる回数も少ないため、睡眠不足を感じにくいかもしれません。

子ども部屋が要らないためお金がかからない

日本では住宅事情から、子ども部屋を設けることができない家庭も多いです。

子ども部屋をつくるために、わざわざ一戸建てに引っ越す家庭もあります。
赤ちゃんの頃から別室をつくるとなると費用もかかるため、ママと赤ちゃんは同じ寝室のほうが経済的です。

親子のコミュニケーションを取ることができる

日本では親子でのハグやキスの習慣が少なく、一緒にいることでコミュニケーションを深める特徴があります。
赤ちゃんと寝室を一緒にすればいつも体が触れ合えるため、ママも赤ちゃんも精神的によいホルモンが分泌しやすくなるでしょう。

体が触れ合うとオキシトシンというホルモン分泌が促されます。
オキシトシンはママにも赤ちゃんにも安心感を与えてくれるホルモンなのです。

赤ちゃんのひとり寝はいつから?

ひとり寝

小学校に入ってからひとり寝させる家庭が多い

日本では長い間、親子が一緒に寝る習慣がある家庭が多いようです。
「小学校低学年まで一緒に寝ていた」という家庭も多いため、無理に赤ちゃんを別室にしようと慌てなくてもいいでしょう。

欧米や欧州では子どもを早くに独り立ちさせるのに対し、日本では親子の密度が深い特徴があります。

海外では子どもを小さいころから個人と認めているためです。
日本では「親の愛情をかけたほうが子どもの自立にいい」という考え方があります。

国内と海外で違う赤ちゃんの添い寝事情

海外の添い寝

スウェーデンでは添い寝が乳幼児突然症候群のリスクになるとしている

スウェーデンでは、赤ちゃんとの添い寝が乳幼児の突然死のリスクを高めるとして、注意喚起がされているそうです。
「生後3ヶ月未満の乳児は親と別のベッドで寝ることが重要」とされています。

赤ちゃんの突然死の原因はよくわかっていませんが、添い寝でリスクが高まるという研究データがあることは覚えておくといいかもしれません。
出典:http://www.afpbb.com/articles/-/3004528

しかし、突然死や窒息のリスクがある場合、赤ちゃんは泣いてお知らせできません。
「添い寝したほうがいち早く察知できるから安全」という考え方もあります。

フランスでは新生児のころから赤ちゃんは別室で寝る

フランスでは新生児のころから赤ちゃんを別室で寝かせる習慣があります。

早ければ生後数週間から、遅くても生後数ヶ月で赤ちゃんを一人で寝かせるようです。
フランスでは子どもの自立心を養いたい、親自身も生活を楽しみたいという考え方があります。

日本のママは子どもを産むと子ども一色の生活になるのに対し、フランスのママは自分のライフスタイルを捨てることはありません。

夫婦関係も今まで通り楽しんで、子どもだけに時間がとられることはないようです。
フランスの女性は無駄を省いて生活を楽にする暮らし方を身に付けているのでしょう。

赤ちゃんの寝室を別にする際のポイント

赤ちゃんの寝室別

赤ちゃんを別室で寝かせるならモニターを設置する

赤ちゃんの寝室を別にする場合は、モニターの設置が必要です。
ベビーモニターとは映像と音声で、赤ちゃんの様子を確認できる機械のことです。

赤ちゃんの寝室にワイヤレスカメラを設置して、スマホで確認することができます。
価格は1万円前後と安くはないため、赤ちゃんを別室に寝かせるメリットが高く、費用効果もあると考えたときに設置しましょう。

赤ちゃんを二階の寝室で寝かせる場合はゲートを付ける

赤ちゃんがハイハイする年齢になると、動き回る可能性があります。
寝室が二階にあるなら、階段の前にベビーゲートを付けましょう。

赤ちゃん寝室のレイアウトはお世話グッズをひとまとめに

赤ちゃん用の寝室のレイアウトのポイントは、お世話グッズを近くに置くことです。

オムツ、おしりふき、着替えなどをひとまとめにしておきます。
赤ちゃん用のチェストを購入して、ベビーベッドの横に置いておくとお世話が楽です。

ベビーベッドの周りには、高い場所に物や家具を置かないようにします。

ベビー用のチェストは背の低いものを選んでください。
壁にある時計やインテリア小物も、赤ちゃんの上に落ちてくる可能性があるため設置しないようにしましょう。

まとめ:赤ちゃんと別室・添い寝は家庭の考え方でOK

赤ちゃんと寝室を別にするかしないかは、家庭の考え方で決めてOKです。
どっちが正解ということはありません。

パパやママの睡眠を優先したいなら別室が向いています。
ママが仕事を持っていて経済的なリスクが少ないなら、赤ちゃんの寝室は別のほうがいいかもしれません。

逆にママが心配症で親子のかかわりを深めたいなら、寝室は一緒がいいです。

家庭のニーズに合わせて、赤ちゃんの寝室を別にするか決めてみてくださいね。

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