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文章が読めない子供が増えている?大人も危険な理由とは?

子育て
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文章が読めない

子どもが国語のテストで悪い点数を取ってきたら、もしかしたら「文章が読めない」のかもしれません。最近はSNSなどネットの普及により、子どもでも大人でも文章が読めない人が増えているようなのです。

「うちの子どもは文章が読めないかも?」と心配していたら、親も文章が読めなかったというケースも。なぜ現代人は文章が読めなくなっているのでしょうか。

現代人が文章を読めない理由と、その解決方法を紹介します。

文章が読めない子供

文章が読めない
子どもが文章を読めない場合、学校で問題が出てきます。

テストで文章問題の意味が理解できない

学校のテストで、足し算や選択問題などは正解できても、文章問題になるとまったくダメ。そんな子どもが増えているようです。

文章問題が解けない理由は、答えがわからないのではなく、「問題で何を言っているのか理解できない」ためです。子どもが持ってきたテストを見てみて、文章問題の多くが空白なら、その子は文章が読めない可能性があります。

教科書に書いてある内容が理解できない

文章が読めなければ、教科書を読んでも理解できません。

学校の場合は、先生が教科書の内容を説明してくれます。しかし文章が読めない子どもは、自分で教科書の内容を理解できず、予習や復習ができません。

文章が読めない大人

文章が読めないのは子どもだけかと思っていたら、最近は大人世代にも文章が読めない症状が広まってきました。

メールで指示された仕事がわからない

現在社会では、仕事の指示はメールというケースも少なくありません。しかし文章が理解できなければ、指示内容がわからず、勘違いしたり指示が漏れたりします。

WEBやSNSの情報を間違って解釈してしまう

大人が文章を読めない問題は、WEBやSNSでの文章でもおこります。

「〇〇さんから悪口を言われた」
「専門家が言っていたのに間違っていた」

などクレームにも繋がりかねません。

とくにSNSでは短文で投稿するため、その人の伝えたいことの半分も伝えられません。相手によって違ったニュアンスにとらわれる言葉を使えば、勘違いが発生してしまいます。

文章が読めない人の特徴とは?

文章が読めない
「もしかしてうちの子は文章が読めない?」と思ったら、文章が読めない人の特徴を確認してみましょう。

文章の流れから内容を把握できない

日本語は、前後の話の流れを理解しないと、内容を理解できません。文章の最初や最後だけを理解しても、本当に伝えたいことは理解できないのです。

長文になればなるほど読解力が必要なため、近年はWEBでも短文が多く利用されるようになりました。それだけ現代人が、長文に慣れていない、わからなくなった証拠です。

また「てにをは」の意味を正しく理解していないと、何が何にかかっているのか理解できず、言葉の意味はわかりません。

単語のみしか理解できない

長文が理解できない理由は、ひとつの単語しか見ていないためです。WEBで文章を読むときで考えて見るとよくわかるはず。

WEBでは必要な情報のみ知りたいため、斜め読みしますよね。斜め読みは重要な言葉を飛ばしてしまいます。

自分が情報を求めにいく場合はそれでもOKです。でも業務連絡、子どもの危険に関わる内容で斜め読みすれば、重大なトラブルに発展します。

なぜ現代人は文章を理解できないのか

子どもに限らず、大人も文章が読めない理由が隠れています。

スマホやSNSの普及で短文しか使わない

現代人の知能が低下したといわれる理由に「スマホ依存」があります。

スマホで連絡を取り合う場合も、LINEなどで短文しか送りませんよね。普段から短文しか読まなくなると、考える気持ちが衰えてしまいます。

スマホや携帯電話でメールを使うようになったのは、私たち子どもを持つ親世代からです。40代の人は若い頃に携帯電話が導入されました。

また親が携帯世代だと、その子どもも小さい頃からメールを使うのが当たり前になってしまいました。現代人の多くは、普段から長文を読むことに慣れていません。

YouTubeの発達で音声しか聞かなくなった

最近では、WEBで文章さえも読まず、YouTubeの音声だけ聞いている方も増えていますね。

私も、WEBで文章を読むのが面倒なとき、暇なときなどは耳にイヤホンをさしてYouTubeで音声を聞いていることも多いです。さらに音声で聞くことに慣れてしまえば、文章を理解する力は衰えてしまう可能性があります。

小説など本を読む機会が減っている

最近は、小説などの本も機械化が進み、スマホやタブレットを使って読むようになりました。スマホで本を読めるのは便利なのですが、簡単にページがめくれて流し読みしやすく変わってしまいました。

最近は本も、ページにぎっしり文字が詰まったものは見かけません。わかりやすく、1ページに文字を詰め込み過ぎない工夫をしている書籍も多いくらいです。

本をじっくり読む機会が少なければ、自然と文章を理解する能力も衰えていきます。

読解力がない人のデメリット

文章が読めなくても、今は日常で目にする文章自体が簡素化しており、音声でも対応しやすくなったため、デメリットを感じないかもしれません。それでも文章はゼロにはならず、日常生活でトラブルに巻き込まれる恐れがあります。

些細な勘違いでトラブルをおこしがち

文章が読めない人は、自分が気になった言葉しか見えていません。文章の内容を理解できず、相手の言いたいことは理解できていません。

WEB上でよく見かける批判も、正しく内容を理解できなかったため起きているケースが多いようです。

  • お店で些細なクレームをつける
  • ネットの言葉に批判コメントをする

ネットで流れてくるニュースも、私たちはじっくり読むことがなくなり、流し読みするため誤解が生まれるケースもよくあります。

世の中にあふれる陰謀論、都市伝説の部類は、現代人が言葉を理解できない現れなのかもしれませんね。

WEB上の詐欺に引っかかりやすい

文章を読む理解力が小学生レベルまで低下すると、WEB上の詐欺に引っかかる恐れが出てきます。WEB上の広告は、人の錯覚を利用したものが多く、消費者が勘違いして購入したものが消費者センターで問題になるケースがあります。

  • 初回限定価格は定期コースのみ
  • 6ヶ月継続が必要なコースだった

サプリや健康食品のたぐいでは、よく見かける手口です。

たまたま商品内容を間違って買ったくらいなら痛手にはなりません。でも「100万円稼げる」といううたい文句にひかれて、高額な講座費用がかかれは家計に大きな損失を与えてしまいます。

本が読めない人の2つの対策


文章が読めないと感じる人は、子どもと大人では対処方法が異なります。

急に本が読めなくなったら休憩が必要かも

以前は本を読む力があったのに、急に読めなくなったら休憩が必要かもしれません。

私も心身が非常に疲れているとき、大好きだったドラマも映画も見られなくなりました。映像や音声でも難しいのですから、当然文章も読む気が起きませんでした。

  • 何か心配事がある
  • 多くの文章を読み過ぎている
  • 仕事のし過ぎ

現代人は脳がオーバーワークになり過ぎている傾向があります。普段から情報が多く、脳が処理しきれないと思ったら、スマホやパソコンから離れてみてください。

たまには、スマホを持たず、海で何も考えないでボーっと過ごすのもいいものです。

暇があればスマホで情報を得ている状態の方は、思い切ってスマホを手放し、自然の中で頭をクリアにする対策を試してみてください。

子どもの場合は学習障害を疑う

子どもが文章を読めず、スマホの影響が少ないと感じるなら、学習障害を疑いましょう。考えられるのは、失読症と呼ばれるものです。

失読症は、ハリウッドスターの中にもいるようです。

  • トム・クルーズ
  • スティーブン・スピルバーグ
  • オーランド・ブルーム

など著名人も失読症に苦しんだといいます。

失読症の人の特徴は、文字を映像としてとらえる能力に長けている点です。文字を図や映像として変換するため、文字の関係性をイメージできません。

しかし失語症はある意味才能ともいえるのではないでしょうか。俳優や映画監督のように、視覚でとらえる分野で成功者が多いのも納得ですね。

文章が読めないときはSNSから離れよう

私達は、SNSを利用し短文しか処理しなくなりました。その一方で大量の情報も脳に入ってくるため、脳の処理が追い付かなくなっているのかもしれません。

「最近文章が理解できないかも?」と思ったときは、SNSから離れる対策がおすすめです。子どもで失読症の場合は、その子の特徴と考え、無理に文字を理解させなくてもいいかもしれませんね。映像など視覚でとらえる分野を伸ばしてあげましょう。

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