【保存版】上手なブログ記事の書き方のコツ!基本が分からない初心者向け

「ブログの記事の書き方が分からない」そう悩む人は多いですよね。
私はWebライターを10年以上やってますが、ブログの書き方で迷うことはあります。
私でも迷う理由は、Googleが掲げるSEOの項目は200以上あるから。
実質的に200以上の項目を満たすことはできませんよね。
結局、ブログ記事の書き方で重要なのは「ユーザーの満足度を高める」ことです。
Googleもユーザーを満足させれば、利益は後からついてくると言っているからです。
今回は、ブログ記事の書き方をステップ形式で紹介します。
Googleが掲げるSEO対策を意識しながら、ユーザー目線で記事を書く方法を「保存版」としてまとめました。
ブログ記事の書き方を5ステップで解説
記事作成で重視したいのは、記事のキーワードと読者満足度の2点です。
Google向けのSEOを最低限盛り込みながら、ユーザーに読まれる記事を目指しましょう。
SEOで注意するのは「サジェストキーワード」「共起語」です。
一方で読者目線では、
- 最後まで読まれる
- 他のページも読まれる
- リピーターになる
SEOと読者目線ができるよう、ブログ記事の書き方を5ステップで解説しますね。
キーワードを決める
ブログ記事のSEOで重要なのは、キーワードです。
なぜなら、キーワードを選定しないと検索で上位表示できないためです。
また、キーワードは読者が検索する悩みそのものでもあります。
キーワードから読者の疑問や悩みを考えて、その解決法を提示することが大切。
一方で、「共起語」とは、記事のメインキーワードに関連するキーワードのこと。
ツールを使って網羅する方法もありますが、記事の内容をしっかり考えて書けば、自然と記事中に共起語が入るので意識しなくてOKです。
メインとサジェストキーワードを選定する
まずは、記事のキーワードを選定しましょう。
「サイト設計」の記事ではブログで書くキーワード抽出法を紹介したので、まだキーワードが決まっていない人は戻って選定してくださいね。
次にサジェストキーワードを抽出します。
「ラッコキーワード」にメインキーワードを入れると、サジェストを抽出可能。
さらにGoogleキーワードプランナーに入れて、検索ボリューム数を調べます。
または、「ruri-co」にメインキーワードを入れて、類似率が40%以上の複合キーワードを抽出してください。(こっちのほうが簡単)
サジェストキーワード抽出例
試しに、「ブログ 書き方」をruri-coに入れてみました。
すると、記事の書き方が分からないブログ初心者が、基本的な書き方を知りたいニーズがわかりました。
事例を使ってわかりやすく紹介して欲しいと考えているようです。
このように関連キーワードから、検索意図を調べていきます。
検索意図は、検索している人が知りたい内容なので、ここにズレがあると検索で上位表示できません。
どのように検索意図を調べるかは、「検索ニーズを把握する方法」の記事でも紹介しているので、参考にしてみてください。
また、「ブログ 書き方」では
- 記事内容をどうするのか?
- 記事の書き方のコツを知りたい
- わかりやすい文章のコツ
検索ニーズを把握する
サジェストキーワードを抽出できたら、次は検索ニーズの把握です。
上記で紹介したサジェストキーワードから調べた検索意図は、「顕在ニーズ」のため、さらに「潜在ニーズ」を深堀していきましょう。
潜在ニーズ:読者も把握していないニーズ
特定のキーワードで検索する人は、自分の本当の悩みを知りません。
もっと深い悩みを答えられて、はじめて読者の満足度を高めることができます。
多くの記事では、潜在ニーズの把握はしていません。
だから、他の記事の一歩先をいくため、潜在ニーズの把握を心がけてみましょう。
潜在ニーズは、「なぜこのキーワードを検索したのか?」です。
「ブログ 書き方」では記事の書き方を調べているわけですが、本当の願いは別にあります。
- ブログのアクセスアップをしたい
- 最後まで読まれる記事にしたい
- 人気ブログになりたい
アクセスアップはSEO対策が当てはまりますが、読者の満足度を高めないと潜在ニーズを満たすことはできませんね。
だから、「読みやすさ」や「わかりやすさ」のコツの紹介も必要だとわかります。
記事のターゲットを決める
検索ニーズがわかれば、記事のターゲットもわかりますね。
「ブログ 書き方」のキーワードであれば、ブログ初心者向けだとわかります。
記事構成を作る
次に、記事構成を作っていきましょう。
記事構成を作る理由は、読者が知りたい情報を順番に提示するためです。
読者が知りたいことは
- 顕在ニーズ
- 潜在ニーズ
これらを上から順番に満たす構成です。
たとえば、「ブログ 書き方」であれば
- ブログ記事の基本的な書き方
- ブログ記事をわかりやすくするコツ
あとは大きな項目に対し、それぞれ順序だてて記事内容を紹介していきましょう。
Googleの検索窓に「ブログ 書き方」を入れて検索して、上位5~10位までのサイトの見出し構成を見て、箇条書きで書き出していきます。
ここで重要なのは、「ライバルサイトの記事内容は見ない」です。
必要な項目を抽出するため見出しを調べるだけで、内容まで見るとコピペサイトになりやすいため注意してくださいね。
記事タイトルを決める
記事構成ができたら、記事タイトルを決めます。
ここまででキーワードやターゲットがわかったので、タイトルに入れたいキーワードも明確になりましたね。
「ruri-c」の類似率が高いキーワードは、記事タイトルにできるだけ入れましょう。
具体的な記事タイトルのつけ方は、「記事タイトルの付け方」の記事で紹介しています。
読者がわかりやすくなるブログ記事の書き方
ブログ記事の構成まで理解したら、次は読者の満足度を高める工夫をしましょう。
- スラスラと読める記事を書く
- 最後まで読める記事を書く
- 疑問の答えがすぐにある記事
読みやすい記事というのは、ライティングの細かいテクニックを使っています。
また、検索した人はすぐに答えが欲しいので、結論から書く癖をつけてくださいね。
語尾を連続させない
同じ語尾が連続すると、リズムが悪くなります。
語尾とは「です。ます。」など、文章の最後につく言葉のこと。
たとえば、マグカップを説明する記事で、語尾が連続する事例を紹介しますね。
世界最古のマグカップは12,000年前です。日本では新石器時代にあった器が、マグカップの原型です。取っ手がついたのは、7000年前です。
語尾に「です。」が3回以上連続していて、読みづらいですよね。
読みやすい語尾の工夫は、次のようなものがあります。
- 「?」や「!」などを適度に使う
- 同じ語尾を3回連続させない
- 体言止めを時々使う
さきほどの、マグカップの説明文章を変えてみました。
世界最古のマグカップは、12,000年前だそうです!日本では新石器時代にマグカップの原型が誕生しました。取っ手がついたのは7000年前。
どうでしょうか?語尾のバリエーションが増えると、読みやすい文章になりましたね。
結論から書くPREP法を使う
1つずつの見出しの文章は、結論から書くPREP法を使います。
結論が先にあると、答えがわかるからです。
続いて具体例を書けば、深く知りたい人が読んでくれます。
逆に、答えだけ欲しい人は結論だけを読み飛ばすでしょう。
結論から書かない記事は、「結局何が言いたかったの?」となりやすい。
記事全体だけでなく、見出しごとに結論から書くようにしたいですね。
見出しを見ただけで内容がわかるように書く
Web記事は、流し読みが前提です。
キーワード検索する人は忙しいので、記事の見出しだけで意味がわかるよう工夫しましょう。
わかりやすい見出しにすると、読者は必要な見出しの文章だけ読みます。
知っている情報は飛ばすことができて、読者の満足度が高くなりますね。
具体例を使ってわかりやすくする
文章に具体例があるとわかりやすく、ライバルサイトと被らない記事にできます。
具体例は、自分が体験したことをもりこむと、誰にも真似できない記事になるのでおすすめ。
1文を短くする
1つの文は、できるだけ短くしましょう。
私の場合は、Wordの1行で文章が収まるよう注意しています。
具体的にどのくらい読みづらいのか、ポテトチップの文章で紹介しますね。
ポテトチップスが誕生したのは1853年のアメリカですが、ホテルのレストランでフレンチフライを厚切りにしたのが誕生したきっかけでした。
一方で1文を短くすると
ポテトチップスは、1853年にアメリカで誕生しました。ホテルレストランで、フレンチフライを厚切りにしてしまったのがきっかけです。
よくある読みづらい文章、「が」で文章を繋げる書き方です。
単純に「が」を脱いただけで、読みやすい文章に変わりましたね。
ブログの上手な書き方にはコツがある
ブログ記事を書くコツは2点ありました。
- Google向けにSEOを意識する
- 読者の満足度を意識する
SEOのテクニックをすべてカバーするだけじゃ、今の記事は上がらなくなりました。
最終的には、読者の満足度を高めて、行動できるか?が重要です。
キーワードを意識するのは基本で、読者の顕在ニーズと潜在ニーズを考えて、わかりやすい文章を心がけたいですね。
1日ですぐ上手な記事が書けるわけじゃないので、何度も読み返して、1つずつマスターするようにしてみてください。