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ファミサポのトラブルは大丈夫?実は思っているより怖いかもしれない

子育て
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ファミサポのトラブル

「ファミサポに子どもを預けても問題ない?」「過去のトラブル事例は特殊なの?」
過去のファミサポのトラブル事例を知ってしまうと、自分の子どもをファミサポで預けても大丈夫なのか心配になりますよね。

実は、ファミサポはトラブルがおこりやすい問題点がありました。

これからファミサポを活用したいと考えているなら、どのようなトラブルがおこる可能性があるのか?どのようなサポーターさんなら安心なのか?を知っておく必要があります。

ファミサポトラブル対処方法を知っておくと

  • 安心して子どもを預けられる
  • ファミサポがあることで余裕ができる
  • 子どもの急な体調不良で預けられる

今は核家族の増加や、夫の仕事が激務でワンオペ育児の人も増えているので、ファミサポに安心して任せる方法を知っておけば、生活に余裕が出てきますよ。

それでは、具体的なファミサポについて見ていきましょう。

ファミサポとはファミリーサポートセンター事業のこと

ファミサポのトラブル
ファミサポとは、「ファミリーサポートセンター事業」のことです。事業の運営先は各自治体なので、地域ごとにファミサポが設置されています。

ファミサポは1994年から始まった助け合いシステムのこと

ファミサポは、1994年(平成6年)から始まりました。すでに20年以上も事業として営業しているので、名前くらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。

事業の運営は自治体ですが、自治体は政府からの支援も受けているので、公的サービスとして利用できます。自治体は非営利目的で事業をおこなっていて、地域に住む子どもを持つ家庭への援助の目的で運営されています。

ファミサポ
出典:厚生労働省
各自治体にはアドバイザーが設置されています。アドバイザーはファミサポを利用したい子育て家庭と、子どもを預かりたいサポーターさんの間を取り持つ役割です。

ファミサポは助け合いの目的で運営されているものなので、子育て世帯でも他人の子どもを預かることができるなら、依頼会員と同時にサポーターとしても登録ができます。

ファミサポを実施している自治体も増えている

ファミサポの提供は各自治体の判断に委ねられているので、サービス提供がない地域もあります。それでも登録自治体や会員数も増えているので、幅広い地域でファミサポが受けられるでしょう。

  • 基本事業 863市町村
  • 病院、緊急対応強化事業 151市町村
  • 依頼会員 57万人
  • 提供会員 13万人

(2017年、平成29年度実績)
出典:厚生労働省

自治体によってファミサポの利用内容が異なる

ファミサポで利用できるサービス内容は、各自治体によって異なります。万が一事故に合ったときにそなえて、補償保険に加入しているので確認しておきましょう。

実際に利用できるサービス内容は、下記のようなものです。

  • 保育園への送り迎え
  • 放課後に子どもを預ける
  • 買い物など外出時に預ける
  • 保護者の病気で預ける
  • 子どもの急な病気で預ける

子どもの預け先は基本的にサポーターさんの自宅のため、どのような預け理由でも対応してもらうことができます。ママが仕事を持っていて、子どもが急に体調不良をおこし、保育園に預けられないときでも対応が可能です。

ファミサポの料金は1時間1,000円以下が目安

ファミサポにかかる料金は、1時間1,000円以下が目安です。料金の支払いは、依頼者からサポーターさんに直接支払います。

自治体が運営している事業なので、登録料や基本料はかかりません。子どもを預け入れた時間で料金が計算されます。おやつ代がかかったときは実費での支払いです。

まずはファミサポに登録しておこう

ファミサポを利用したい場合は、事前に自治体のファミサポに登録する必要があります。アドバイザーがサポーターさんとマッチングしてくれて、条件が合う方がいれば子どもを預けることができます。

子どもの預け先となるサポーターさんは固定のため、毎回同じ方に預けることができます。しかしサポーターさんの都合もあるので、当日都合がつかなければ別のサポーターさんに依頼することも可能です。

ファミサポを簡単に説明すると、海外でよくみるベビーシッターのようなものです。海外だと学生のアルバイトとして雇っているケースが多いようですが、日本のファミサポは子育て経験がある方が多いです。

核家族化で子どもを預ける人がいない家庭が増える一方で、一人暮らしで寂しい高齢者も増えているので、それらの人を引き合わせるサービスだといえます。サポーターさんは高齢者だけでなく、現役の子育て家庭もいるので、地域交流から助け合いの意味もあるのが特徴です。

ファミサポでおこる可能性があるトラブル

ファミサポのトラブル
ファミサポに登録しているサポーターさんは一般の方のため、いろいろなトラブルがおきる可能性があります。相手も事業としてやっているわけでなく、ボランティア感覚でやっているので、認識の違いでトラブルがおきる可能性があるでしょう。

送迎トラブル

「仕事が遅くなりそうで幼稚園の送迎に間に合わない」「子どものおけいこの時間に行けそうにない」そんなときは、ファミサポのサポーターさんに送迎をお願いできます。

パートでお仕事されているママなら、一度や二度くらい子どもの送迎時間に間に合わない経験をしたことがあると思います。そんなときに役立つのがファミサポです。

しかし他人に自分の子どもの送迎を任せるのは、多少リスクも伴います。サポーターさんが自転車で子どもを送迎しようと思えば、自転車での事故も想定されるでしょう。

車での送迎をしてくれたとしても、サポーターさんの認識がずれていて、子どもをきちんとチャイルドシートに座らせないかもしれません。

また子どもの送迎の依頼ともなると急な呼び出しが必要となるので、サポーターさんに依頼できたとしても、間に合わないケースも出てきます。「それなら自分で行ったほうが早かった」ということになる可能性もあるでしょう。

ドタキャンされる

ファミサポのトラブルで一番困るのが、当日いきなりのドタキャンです。現役子育て家庭なら、いきなりドタキャンされても対応しようがないことはわかりますよね。

こっちは仕事で抜けることができずファミサポに依頼しているのに、相手は子育てからしばらく離れていて、事情もわからず急にドタキャンもありえます。相手はボランティア感覚で子どもを預かっているので、悪意はないのでしょう。

これが事業者であれば信頼に関わるので、ドタキャンはまずありえません。一般の方相手だと、自分の都合でドタキャンしてはいけないことはなかなか理解してもらえないのです。

うつぶせ寝にされるリスク

ファミサポで重大な事故が発生したトラブルでは、うつぶせ寝にしていたことが判明しています。子育て家庭ならうつぶせ寝に問題があることは理解していると思いますが、古い子育ての感覚の方や、子育てから長く離れていた方は、「うつぶせ寝が悪い」ことを知らない方もいます。

うつぶせ寝に関しては、その人の認識の違いで大きく変わってくるでしょう。うつぶせ寝全てにリスクがあるわけではありませんが、保護者なら注意して見る必要があることは知っていますよね。

赤ちゃんによってはうつぶせ寝が好きでよく寝てくれる子もいるので、サポーターさんが寝かしつけで苦労して、赤ちゃんがうつぶせ寝でよく寝てくれる場合リスクが伴います。

なぜファミサポではトラブルが絶えないのか?

ファミサポのトラブル
残念ですがファミサポで、何件かのトラブルがおきています。ファミサポの特性から、100%トラブルを防ぐことができない現状があるためです。

サポーターは一般の方で育児の専門家ではない

まずファミサポでトラブルがおきやすいのは、サポーターさんが育児の専門家ではないためです。サポーターさんは近所の子育てを終えたおばちゃん、おばあちゃんなどが登録しています。

若い人の中では、専業主婦で子どもが欲しいけどまだ子どもがいないため、ファミサポのサポーターに登録している方もいます。子育て経験がない方は子どもが好きなだけで、育児に関する知識があるわけではありません。

必ずしも現役子育て家庭に預けられるとは限らないので、注意が必要です。むしろ子育てから遠く離れて子ども好きの理由だけで、サポーターとして登録している方が多いのではないでしょうか。

サポーターの質にバラつきが出てしまう

サポーターは子育ての専門家ではないので、育児の質にバラつきが出てしまいます。登録するには事前の講習を受ける必要がありますが、はたしてそれだけで知識は得られるのか疑問です。

もちろんサポーターとして登録している方の中には、もと保育さんや幼稚園の先生だった方、学校の教師だった方など専門家もいます。育児の専門家が子どもを預かってくれれば、頼もしいことはないでしょう。

しかし現実的には、サポーターさんの質はさまざまです。たまたま優良サポーターさんに依頼できても、サポーターさんの都合もあるので、毎回その方が対応してくれるとは限りません。

自宅で保育をするため閉鎖性という問題点がある

ファミサポで子どもを見る場所は、依頼する方の自宅または、サポーターさんの自宅です。どちらの場合も個人のお宅で子どもを預かることになるので、閉鎖性の特徴があります。

個人の家で子どもも見ている場合は、誰からも干渉を受けません。わざわざ監視カメラを備える家庭は少ないと思うので、子どもを預けている間なにがおきているか判断できないでしょう。

登録会員の過失で重大な事故がおきれば報告されますが、ささいなことは内緒にされて、世間に出回ることはありません。

トラブルにならないサポーターの選び方

ファミサポのトラブル
ファミサポのトラブルに関する問題を紹介しましたが、ファミサポ自体を非難するつもりはありません。ファミサポ自体はとてもよいサービスで、対応のよいサポーターさんもいるのは事実です。事情があってファミサポを利用したいと考えているなら、優良なサポーターさんの選び方を確認しておいてください。

事前に自分の自宅で保育をしてもらい様子を見る

ファミサポで子どもを預けようと考えるなら、一度はサポーターさんと会ってみることです。まずは自宅にサポーターさんを呼んで、出かける前に短時間でもよいので会話をしてみましょう。

短時間の預かりからはじめてみて、サポーターさんの対応がよさそうだったら、次回から長い時間を利用すればいいのです。何度も会って信頼関係が築けたら、相手の家庭で見てもらうと安心です。

子どもを預かる理由が明確な方

サポーターさんの質を見極めてから依頼するのがいいとわかっていても、忙しいママはなかなかサポーターさんと話ができませんよね。そんなときはサポーターさんに子どもを預かる理由を聞いてみてください。

「子どもが好きで、社会貢献をしたい」など明確な理由があると安心です。逆に避けたいのは「時間が余っていて暇だから」「このままだとボケるから」など自己中心的な回答だと要注意でしょう。

本当に子どものことが好きだと伝わる回答や、他人のために何かやりたい人なら、ファミサポでも安心して任せることができます。

ファミサポ利用予定ならトラブルを防ぐ対策をしよう

ファミサポのトラブル例を紹介したため「ファミサポを使うのが怖くなってきた・・・」という方もいるかもしれません。ファミサポ自体はとてもよいサービスで、ただ注意が必要なサポーターさんの存在もいることを知ってもらいたかったのです。

自分の子どもを他人に預けるのですから、最低限は注意したいですよね。最悪の事態ばかりを考えてファミサポに依頼できずにいるなら、もったいないと思います。

それよりも、面談でサポーターさんと直接会って、信頼できる人を見つけてみましょう。子どもを預けるときは直接サポーターさんとLINEや電話などで連絡することになるので、よい人に出会うことができれば「近くに頼れるママができた!」となります。

今の子育てはママの負担が大きいので、うまくファミサポを活用してみてくださいね。

出典:厚生労働省

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