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子どもが生まれたらやる手続き10選。お祝いや行事も確認しておこう

 2018/12/19 子育て
この記事は約 9 分で読めます。 493 Views
子どもが生まれたら手続き

「子どもが生まれたらどんな手続きが必要?」
初めての出産でも、2人目の出産でも大抵のママはわからないことばかりです。

子どもが生まれたらチェックしたい10項目をまとめてみました。
自治体や会社で手続きが必要なものもあるため、確認しておきましょう。

子どもが生まれたらやる手続き10選

子どもが生まれたら手続き

1・出生届

子どもが生まれたら最初にやるのが「出生届」の提出です。

出生日を含め14日以内に提出が必要で、パパがお住いの市町村役場に行くことになります。
申請に必要な用紙は病院でもらえるため、パパは確認してください。

「出生証明書」「母子手帳」「印鑑」を持って手続きに行きます。
出生届は赤ちゃんの名前を戸籍に入れるため、赤ちゃんの名前を決めておきましょう。

2・健康保険

赤ちゃんの保険証を発行する手続きをします。

家族が国民健康保険に加入している場合は出生後14日以内が期限のため、出生届と一緒に手続きすると楽です。
国民健康保険はお住いの市町村役場で手続きできます。

ママまたはパパの健康保険に入る場合は、会社で手続きしてもらいます。
両親どちらも働いている場合は、赤ちゃんをどちらの扶養に入れるか考えましょう。

「健康保険証」「母子手帳」「印鑑」「身分証明書」を持参してください。
母子手帳は出生届で「出生届提出済み」にしてから持って行く必要があります。

健康保険証は1ヶ月検診のときに必要で、早めに申請してください。
保険証が届くまで数週間かかるため、1ヶ月検診ギリギリに申請すると間に合いません。

3・医療費の助成

お住まいの地域によって異なりますが、小学生や中学生までの子どもの医療費を助成してくれます。

手続きに「加入手続き後の健康保険証」が必要となるため、市町村役場で健康保険が発行されたら、医療費助成の手続きに進んでください。
会社で健康保険に加入する場合も、健康保険が発行されてから再度、医療費の助成の手続きをしましょう。

「赤ちゃんの健康保険証」「印鑑」「出生届済みの母子手帳」「普通預金の通帳」を持参します。
地域によって所得制限がある場合は、所得・課税証明書が必要です。

4・児童手当

児童手当は、以前は「子ども手当」と呼ばれていたものです。

子どもを養育する家庭に、2ヶ月に1度、児童手当が支給されます。
申請が遅れるとさかのぼって申請ができなくなるため、出生届けと同時に申請しておきましょう。

児童手当は中学生まで支給されるもので、家計の助けになります。

月額費用は3歳未満が15,000円、3歳以上は10,000円です。
3人目の場合は小学生まで15,000円、中学生から10,000円もらえます。

「普通預金通帳」「健康保険証」「マイナンバー」「印鑑」を、お住いの市町村役場に持参してください。
児童手当には所得制限があるため、確認しておいてください。

毎年6月になると現状届けを提出する必要があります。
現状届けの提出が遅れると児童手当の支給が止まってしまうため注意しましょう。

5・出産育児一時金

国民健康保険や会社で加入している健康保険から、出産育児一時金が支給されます。
対象者は妊娠4ヶ月以上の出産をした方で、流産も含むため忘れずに申請しましょう。

赤ちゃんの健康保険手続きをしてから、出産育児一時金の申請をしてください。

出産育児一時金は、子ども1人に対して42万円支給されます。
ママが出産した費用で差額が出た場合に、差額分を支払うか受け取るかのどちらかです。

国民健康保険に加入している場合は、「健康保険証」「マイナンバー」「印鑑」「母子手帳」「振込先口座」「出産の領収証」を市町村役場に持参してください。
直接支払制度の利用を希望される場合は、医療機関の合意文書を持参しましょう。

ママが仕事を持っている場合はママの会社に申請をします。

専業主婦でパパの会社の保険組合に入っている場合は、パパの会社に申請してください。
会社で加入している健康組合が病院に直接支払ってくれる、「直接支払制度」の利用が多いようです。

6・出産手当金

出産手当金とは、ママが会社員の場合に使える制度です。
産休を取っている間、健康保険組合から給料の60%が支給されます。

労働基準法で決められた産休の際にもらえる手当で、出産予定日の42日前~出産後56日までが対象です。
ママが退職している場合でも、条件を満たせば支給の対象となります。

出産手当金を申請する場合は、ママの会社に申請してください。
「印鑑」「健康保険証」「母子手帳」「振込口座名」「出生証明書」など必要な書類があります。

7・育児休業給付金

育児休暇中は会社から給料が出ないため、雇用保険が使えます。
出産後ママが会社を休んでいる間、1年までが給付の対象です。

保育所に空きがなく子どもを預けられない場合は、最長で2年間まで延長できます。
給付金の額は半年までが「休業開始時賃金日額の67%」です。
半年からは50%までの支給となります。

育児休暇を取ったら10日以内にハローワークに申請してください。
すでに出産済みということは申請済みだとは思いますが、忘れていた場合は早めに申請しましょう。

必要書類が細かくあるため、ハローワークに行く前の確認がおススメです。
対象者は休業前の2年間で11日以上を12ヶ月以上働いた場合で、雇用保険に加入している場合です。

8・医療費控除

医療費控除は1年間に10万円以上の医療費を支払った人が対象です。

妊婦検診や出産費用なども含むため、翌年の3月までに手続きしてください。
出産一時金をもらった場合は、その費用を引いて年間10万円以上の医療費になった場合が対象です。

世帯でかかった医療費を全て合算できます。

夫婦どちらも働いている場合は、年間の税金の支払いが多いほうで申請するとお得です。

申請はお住いの税務署で、「印鑑」「確定申告書」「領収書」が必要になります。
パソコンでも確定申告書を作成可能で、郵送でも送ることができます。

9・社会保険料免除

育児休業中は社会保険料が免除になります。
出産のために休みを取る際に申請しているとは思いますが、忘れていた場合は早めに申請しましょう。

3歳までの子どもを育てている方が対象です。
申請はママが働いている会社で、会社が代わりに手続きをしてくれます。

10・高額医療費

高額療養費の制度は、妊娠中や出産で保険が適用となる治療が必要なときに使えます。
切迫早産や帝王切開などは保険が使えるため、高額療養費の対象となっていないか確認しておきましょう。

多くの場合、高額療養費の対象となった場合は産院から案内があるはずです。
申請先は国民健康保険に加入なら市町村役場、会社の保険に入っている場合は健康保険組合で手続きが必要です。

家庭によって必要なこと

子どもが生まれたら手続き

特別児童扶養手当

生れてきた子どもが障害を持っていた場合、特別児童扶養手当がもらえます。
特別児童扶養手当は、精神や身体に中程度の障害がある20歳までの子どもが対象です。

1級の障害は月額51,700円、2級は34,430円が支給されます。
子どもが障害年金を受ける場合や、社会福祉施設に入る場合は対象外です。

扶養者の所得制限もあるため、事前に確認してください。
申請先はお住いの市町村役場です。

ひとり親家庭等医療費助成

シングルマザーで出産した方は、ひとり親家庭等医療費助成が受けられます。

子どもが18歳になるまで、子どもと親の医療費が対象になります。
所得により助成の割合が異なるため、お近くの市町村役場で確認してください。

障害基礎年金の子の加算

障害年金をもらっている方は、子どもが生まれたら加算申請をしてください。

18歳までの子どもがいる方が対象で、子どもの年収が一定基準の場合に受け取れます。
子ども1~2人までは1人あたり年間224,300円、3人目以降は年間74,800円加算です。

在留資格の申請

国際結婚して出産された方は、子どもの在留資格の申請もしておきましょう。

日本の特別永住者の申請をする場合は、お住いの市町村役場で申請します。
生れてから60日以内に、「両親どちらかの特別永住者証明書」「出生証明書」「住民票」「子どものパスポート」が必要です。

学資保険の加入

赤ちゃんが生まれたら学資保険の加入を検討してみましょう。
学資保険とは毎月一定金額を支払うことで、子どもの入学などのタイミングでまとまった金額が保険会社から受け取れます。

子どもを1人大学まで入れさせると、最低でも1,000万円はかかります。

教育費は自分で貯蓄することもできますが、貯金が苦手な方は児童手当を学資保険に充てる考え方がおススメです。
しかし、学資保険は積み立てた金額が全額戻ってくるわけではない商品が多く、よく比較する必要があります。

生命保険の見直し

赤ちゃんが生まれたら生命保険に加入する家庭も多いようです。
子どもが生まれたら「親に万が一のことがあったら教育費が足りなくなる」と考えるからなのでしょう。

家計を支えるパパに何かあったときのために、生命保険の見直しが必要です。
生命保険の掛け金が気になる方は、ネットで加入できる掛け捨てタイプを検討しましょう。

ネットの生命保険なら、月々数千円で生命保険に加入できる商品もあります。

子どもが生まれたらやりたいお祝いや行事

子どもが生まれたらお祝い

お七夜

お七夜は、生後はじめてやる赤ちゃんのお祝いです。

昔は7日前に赤ちゃんが亡くなることも多く、7日をむかえる日にお祝いしました。
現在は命名式の目的で、お七夜をお祝いすることが多いようです。

お宮参り

お宮参りとは、生後1ヶ月ごろに赤ちゃんを連れて神社にお参りに行く行事です。
本来のお宮参りとは、母方の両親が準備をして、父方の両親が赤ちゃんを抱いてお参りします。

出産後のママは忌中とされるため、父方の祖母が赤ちゃんを抱くのが一般的でした。
今はママもお宮参りに参加することが多く、ママの体の回復を待ってから神社に行くようにしましょう。

お食い初め

赤ちゃんの生後100日を祝って、初めての食べ物を用意する行事です。

鯛やお赤飯などおめでたいお膳を用意して、赤ちゃんに食べさせる真似をします。
赤ちゃんが食べ物に困らないようお祝いするものです。

初節句

生れてからはじめてむかえる節句は、特別な行事としてお祝いします。
女の子は3月3日、男の子は5月5日で、本来悪い日だと考えられていました。

この日に厄払いをすることで、子どもが健康に過ごせるよう祈ったのが始まりです。
初節句に向けてひな人形や兜を用意して、子どもの成長をお祝いしましょう。

初誕生日

初めての誕生日も、赤ちゃんやママにとって大切な記念日になります。

一生餅を背負わせたり、餅つきをしたりしましょう。
赤ちゃんの初めての誕生日には、両親も招待してお祝いする家庭も多いようです。

まとめ:赤ちゃんが生まれたら必要な手続きをすませよう

出産後すぐに手続きが必要なのは、出生届や健康保険関連です。
市町村役場で手続きするものと、会社での手続きが必要なものにわかれます。

出生届に行くと役場の人がていねいに教えてくれることが多く、慌てなくても大丈夫です。
会社でも必要な手続きがあれば、促してくれるでしょう。

助成金に関しては申請しないともらえないため、漏れがないか確認してみてくださいね。

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