「お金の使い方がわからない」を解消するコツ

手元にお金があるのに、「お金の使い方がわからない・・・」そんな人多いですよね。私もそんな一人で、お金があっても罪悪感があって使えないのです。
生きたお金の使い方をしたいなら、今のうちに考え方を変えないと使えなくなるかもしれません。周りの高齢者を見ていても、お金があっても不安感から貯めてしまっているのです。
- なぜお金が使えないのだろう
- 自分のためにお金を使いたい
- お金に対する恐怖心を取り除きたい
そう思う方のために、お金を使う方法を紹介します。
なぜお金の使い方がわからないのか?
なぜお金が使えないのか、考えたことありますか?
「別に今使う必要がないから」という声が聞こえてきそうです。いざお金の使い方を考えてみると、怖くて使えない人って多いですよね。
お金の使い道がない
給料をもらっても、本当に使い道がない人もいます。趣味もなければ、オシャレへの関心もなし。お金を使うことに興味がないため、貯まっていく一方の人です。
最近の若者は、車・家への関心が低いそうです。「車がなくても電車があるし」「家を買わなくても賃貸で十分でしょ?」と思ってしまうようです。
若い人がお金を使えないのは、不景気な世の中に生まれてしまったから。生まれたときにはすでに不景気で、親世代が苦労している姿を目にしています。彼らは節約するのが当たり前、贅沢しないのが当然になっているのです。
生きたお金の使い方がわからない
お金があっても、生きたお金の使い方がわからない人は多いですね。「生きたお金」とは、投資した以上のリターンがある使い方のこと。
子どもにお金を使えば、将来自分に返ってくる可能性があります。親に使えば感謝を伝えられて、友人や恋人にも喜んでもらえます。
お金として返ってこなくても、感謝というリターンがあれば、生きたお金だといえます。
お金の正しい使い方を学んでいない
日本では、学校でお金の使い方を学びません。社会科で経済のことに触れることがあっても、深く触れることはありません。
親世代もお金の使い方がわからず、子どもにも「節約しなさい」「貯金しなさい」とお金を使わない方向しか教えられません。さらにその親は、戦後でお金がなかったのですから、節約志向が身についていて当然かもしれません。
私たちがお金の使い方がわからないのは、親から続くプログラミングにあります。
現に、今すぐ100万円手に入っても、怖くて使えない人が多いはず。私も数万円程度なら使えても、10万円・100万円と額が大きくなると怖くて使えませんね。
お金の使い方がわからない人の特徴
お金の使い方がわからない人は、漠然とした不安を抱えています。お金を貯めないと不安なことから、お金が手に入っても使うことができません。
老後の不安から使えない
年齢を重ねた人であれば、老後の不安があげられます。「年金だけじゃ足りないってニュースで言っていたから」と、メディアからも不安を感じてしまいます。
高齢者の場合は、生活するうえでたくさんの不安があるかもしれません。
- 家のリフォーム代が必要
- 入院したときの費用が必要
将来、多額の費用がかかったとき、貯蓄がないと不安でたまらないのです。
貯金しないと不安
私も、貯金しないと不安なタイプです。まだ老後のことを考える年齢ではありませんが、何となく漠然とした不安があります。
- さらに不景気になる不安
- 家や車にかかる費用の不安
- 働けなくなったときの不安
中高年になると、再就職は難しくなります。自分でお金を生み出す力があればいいのですが、なかなか上手くいきません。
将来経済的問題がきても、「政府には頼れない」「自分たちだけが頼り」という不安感を抱える方は少なくないと思います。
セールに釣られて買って後悔する
お金に対する不安があり、使い方がわからないのに、ストレス解消のため小さな浪費をしてしまいがち。大きな買い物の勇気がないため、セール品で満足しようとしているのかもしれません。
セール品を買っても、本当に欲しいものではないため、罪悪感があります。本当に自分のために使えず、結局後悔する買い物しかできないのが現状なのです。
おススメお金の使い方
「お金の使い方はどうやって学べばいいの?」多くの方が疑問をもっているはず。
私も不安からお金を使えないタイプですが、一つだけ言えることがあります。「自分にプラスになるためお金を使う」こと。
染みついたお金への恐怖感、罪悪感を取り除くのは容易ではありません。心の思い込みを取り除いて、自分のために少しずつ使って慣れていくしかないのです。
スキルアップにお金を使う
学びにお金をかければ、リターンが見込めます。英語を学んでみる、コミュニケーションスキルを学んでみるなどです。
体のためお金を使う
体のためにお金を使う方法なら、比較的罪悪感がなくて済みます。
- 保険が使えない歯を入れる
- オーガニック食を買ってみる
- 調味料にこだわってみる
これらは明らかに自分に返ってきます。
ジムに通うお金も、最終的には自分に返ってくることが多いですね。
大切な人のためにお金を使う
お金の使い方がわからない人でも、気分的に楽なのが「人のためにお金を使う」こと。自分への投資は罪悪感があっても、家族になら使える人は多いようです。
- 子どもの習い事にお金を使う
- 家族と一緒に旅行を楽しむ
- みんなで美味しいものを食べに行く
誰かのためにお金を使い罪悪感があっても、悪い気持ちを最小限に食い止められます。お金を使う=悪いことだと思い込んでいると、どんどん使えない現状を引き寄せてしまうのです。
私たちは小さなころから、お金を使うと罪悪感をもつよう教育されてきました。お金を使う=楽しいという経験を積み重ねて、思考を変える必要があります。
時間のためにお金を使う
時間のためにお金を使う考え方は、お金持ちに多いです。私たちが労働できる時間は限られているため、時間をお金で買って働かせる考え方です。
自分で労働することを選ぶと、1日8時間しかありません。お金で時間を買い労働させれば、1日100時間でも1000時間でも労働が可能になります。
お金を使うとなぜ罪悪感があるのか?
では、なぜ私たちはお金を使うと罪悪感があるのか考えていきましょう。
自分にお金を使う価値がないと思っている
原因は、「自分に価値がない」と思い込んでいることにあります。
- 1万円使っても罪悪感がない
- 100万円使うと罪悪感がある
自分には1万円の価値があっても、100万円の価値がないと思っているからです。
お金は対価で得るもので、自分が価値を与えていないため、価値がないと思い込んでしまっています。
お金はマイナスのものだと思っている
お金は使うとなくなるため、マイナスのイメージを持つ方も少なくありません。
- 稼いでいる人は悪いことをしている
- ないときのトラウマから抜けだせない
私の場合は、過去にお金が豊富にあったわけではなく、過去の悪いイメージを引きずってしまっています。
お金に対して何も考えていなかった若いときは、困ったら自然とお金が入ってきました。でも、少しでもお金に苦労したら、「お金がなかったらどうしよう・・・」と脅迫観念から抜け出せなくなってしまいました。
家は貧乏だと思い込んでいる
親世代は何かあれば「家は貧乏だから」「お金がないから」と言いますよね。本当は生活できるくらいお金があるのに、「貧乏」の言葉を使うことで、子どもにも「貧乏」の刷り込みをしていきます。
お金持ちの子どもがお金持ちになるのは、「貧乏」を知らないためです。子どもにポンっとお金を渡せば、「家はお金がある」と思い込み、子どもは貧乏の考えがなく育っていきます。
お金は数字でしかない
私たちは紙幣という形でお金を見ているため、お金は限られていると思い込んでいます。実は数字でのデータでしかありません。
データを書き換えてお金を増やせば、世の中には簡単にお金が生まれています。「お金は単なるデータである」と認識すると、凝り固まった考えも溶けていきますよ。
お金の罪悪感を取り除き、お金を引き寄せるには、考え方を変えるしかありません。
- お金は楽に手に入る
- 困ったらお金が自然と入ってくる
- お金を使うと楽しいことがある
稼いでいる人ほど、自分が楽になることを考えています。困っても臨時収入が入ると楽観的に考えている人は、本当に助けがきます。お金を使い楽しい経験を積み重ねることが大切です。
- 自分がオシャレすれば周りもうれしい
- 誰かと一緒に楽しめば周りも楽しい
オシャレが好きで洋服やバッグを買っても、「綺麗になれば周りもハッピー」と思うのがおすすめ。自分が綺麗になるためお金を使っても、周りの目も楽しませているはずなのです。
お金を使うとき罪悪感が抜けない方は、できるだけ無心を心がけてみてください。罪悪感がある人は、お金を使うとき言い訳しがち。チョコレート1枚買うとき、気持ちは揺れ動かないですよね。
私も、無心でお金を使う練習をしたいと思います。
川の水が流れると水が綺麗なように、お金も循環させるとめぐるそうです。お金の使い方がわからず罪悪感がある方は、使う練習からしたいですね。私も、この年になって、お金を使う練習が必要だと思っていませんでした・・・。