Googleサジェストとは?「ツールでキーワード検索ボリューム調査したい」

サジェストでSEO対策ができると知ったアナタ。
ブログ記事にサジェストを活用して、アクセスアップしたいですよね。
サジェストとは、検索エンジンの入力補助機能のこと。
別名「オートコンプリート」とも呼ばれています。
Googleのサジェスト機能が有名で、ほかにもYouTube・Amazon・Twitter・楽天などでもサジェスト機能が使えます。
サジェストの仕組みを簡単に説明すると
- 過去に一定以上の頻度で検索されたキーワード
- 検索回数が急上昇したトレンドキーワード
- ユーザーが求めているワードが出てくる
しかし、サジェストで出てくるキーワード数は最大8つまで。
それ以上のキーワードを調べたいときは、サジェストツールを使う必要があります。
また、サジェストに出てきたキーワードを網羅しても、マイクロモーメントのクエリにずれが生じていると、SEOで上位できないデメリットも。
今回は、私が学んだサジェストの使い方を紹介します。
- 8つ以上のサジェストを分析したい
- 記事にサジェストを活用したい
目次
サジェストの確認方法を覚えてみよう
Googleの検索窓に、調べたいキーワードを入力します。
個人の検索データを反映しないで、正確なデータにしたいときは「シークレットモード」で検索してくださいね。
ここでは、「サジェスト」で調べることにします。
Googleの検索窓に入力すると、「検索」「とは」「意味」「汚染」「機能」などのキーワードが出てきました。
「とは」や「意味」は、言葉を知ったばかりの超初心者向け記事が求められているとわかります。
さらに、「機能」もあるので、使い方の基本を知りたい人が多いようです。
ちなみにサジェストは、キーワードを入力してそのまま出てくる言葉と、さらにスペースを入れたときでは言葉が違うことがあります。
出てきたサジェストは、
- 過去に一定以上の頻度で検索されたキーワード
- 検索回数が急上昇したトレンドキーワード
- ユーザーが求めているワードが出てくる
過去に一定以上の頻度で検索されたキーワード
サジェストに出てくるキーワードは、検索ボリュームが多いと判断できます。
検索ボリュームが多いキーワードを優先して表示させるのは、理由があります。
Googleは1人のユーザーではなく、多くのユーザーのニーズに答えたい想いがあるため。
検索回数が急上昇したトレンドキーワード
サジェストは、調べる時期によって変化します。
時期により検索数が急上昇したトレンドキーワードが出てくることも。
ユーザーが求めているワードが出てくる
さらにサジェストでは、地域ごとに合わせたキーワードが出てきます。
例えば飲食店を調べているときは、位置情報をもとに近くのお店を表示させないと意味がないですよね。
また、ユーザーが過去に検索したキーワードをもとに、必要な情報を出す機能もあります。
例えば、パリの情報を調べていると、続いて「ホテル」と入力すると、パリと入力しなくても情報を補完してくれて便利です。
無料おすすめサジェストツールを使ってみよう
サジェストで出てくるキーワード候補は、最大8つまで。
キーワードによっては8つより少ない数しか出てこないことも。
たくさんのサジェストを一括取得したいときは、ツールを活用しましょう。
ラッコキーワード
代表的なサジェストツールは、「ラッコキーワード」です。
ラッコキーワードにアクセスして、調べたいキーワードを入力してみましょう。
すると数百個ものキーワードが出てきました。
全キーワードコピー→Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調べます。
ちなみにラッコキーワードは、YouTube・Amazon・楽天のサジェストも出てきますよ。
おむすび
「おむすび」は、サジェストキーワードの関連性を調べるツールです。
マインドマップみたいな一覧を使って、サジェストを調べることができます。
例えば「サジェスト」を調べると、「検索の仕組みを知りたい」「無料ツールを知りたい」「意味を知りたい」「削除方法を知りたい」などのニーズが把握できます。
「消す」や「削除」の消したいニーズは、記事のSEOとは関係ない項目だと判断できますね。
サジェストを使った記事のSEO対策について
サジェストは見出しや本文に入れる必要がある
検索ボリューム数が多いキーワードは、記事本文と見出しに積極的に使ってください。
必要なキーワードを抽出したら、記事を書いたあとに使用しているかチェックします。
複数のキーワードを使う理由は、キーワードの網羅が求められているから。
以前までは、1記事1キーワードを意識するだけでよかったですよね。
今はGoogleアップデートにより、さらにその先のニーズも満たす必要性が出てきました。
例えば、「サジェスト」のキーワードであれば、意味を知りたいニーズだけでなく、ツールを知りたい、記事への活用法を知りたい欲求もありますね。
ただし、「どこまで網羅すればいいの?」という疑問があります。
記事が長くなるようなら分けたほうがいいです。
結局は、読者の使いやすさを考えて、1つの記事でどこまで網羅させるか決めます。
それぞれの項目でもサジェストを使うと情報を網羅できる
サジェストを利用して、記事の見出しを考えます。
それぞれの見出しで「何を書いたらいいのか?」と迷ったら、見出しごとのキーワードでさらにサジェストを調べましょう。
例えば、「サジェスト 汚染」の見出しを書く場合、「対策」などのキーワードが出てきました。
サジェスト汚染とは、芸能人や会社名などでネガティブなキーワードが出てくること。
被害に遭ったら、Googleに通報して削除依頼を出すことができます。
「対策」で調べている人がいるなら、具体的な内容を記事に入れるといいですね。
マイクロモーメントのクエリにずれがあるとSEO的に不利に
いくらサジェストで出てきたキーワードを網羅しても、マイクロモーメントのクエリにずれがあると、上位表示することはできません。
マイクロモーメントについては、次の記事で説明しています。
簡単に説明すると
- Go買いたい
- Do行きたい
- Buy買いたい
- Know知りたい
マイクロモーメントでは、検索の大まかなニーズ把握に使うもの。
買いたいニーズなのに、商品リンクがない、公式サイトへのリンクがないと読者は商品をスムーズに買えませんよね。
ユーザーが再び検索に戻る行為を、Googleは避けたいと考えています。
だから、マイクロモーメントでざっくりとしたニーズが満たされていないと、いくらサジェストキーワードが網羅されていても上位できないのです。
順番としては、
- マイクロモーメント
- サジェストキーワード
Googleサジェストを使って記事のSEO対策をしよう
ブログ記事のSEO対策として、サジェストは重要なツールです。
ただし、マイクロモーメントのクエリを満たしたうえで、サジェストキーワードを網羅するようにしましょう。
Buyクエリでアフィリエイトするなら、Amazonや楽天のサジェストもおすすめ。
通販サイトの検索窓にキーワードを入力する時点で、購買意欲が高いとわかります。
例えば楽天で「さくらんぼ」のサジェストを調べてみると、「佐藤錦」「紅秀峰」の品種名や、「ふるさと納税」のキーワードが出てきました。
「紅秀峰」なんて私は知らなかったので、サジェストを使わないと得られないキーワードでした。
サジェストは、Googleサジェストだけでなく、Amazon・楽天・Twitterなどニーズに合わせて使い分けたいですね。
早速、サジェストを使って記事に必要なキーワードを調べてみてください。
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