妊娠中にヴェポラップを使いたい!妊婦でも大丈夫?

「妊娠中にヴェポラップを使っても大丈夫?」妊娠中は赤ちゃんに負担になる成分は使いたくないですよね。
ではアロマが主体となっているヴェポラップはどうなのでしょうか。
今回は、妊娠中にヴェポラップを使っていいのか紹介します。配合成分と妊娠中の関係性も紹介しているため、気になる方は参考にしてみてくださいね。
目次
妊娠中にヴェポラップを使うなら医師に相談して
大正製薬の表示
ヴィックスヴェポラップは大正製薬が販売する商品です。大正製薬の公式サイトには、使用上の注意点が記載されていました。
相談すること
次の人は使用前に医師または薬剤師に相談してください。
医師の治療を受けている人。
妊婦、または妊娠していると思われる人。
本人、または家族がアレルギー体質の人。
薬によりアレルギー症状を起こしたことがある人。
湿潤やただれのひどい人。
熱がある人または症状が長引いている人。
ヴェポラップはアロマを主体とした商品で、皮膚から成分を吸収させます。
ヴェポラップの成分は皮膚から取り込みます。妊娠中は使えないアロマもあるため、大正製薬も妊娠中の使用は「医師や薬剤師に相談」としているのでしょう。
妊娠中にヴェポラップを使いたい場合は、必ず医師に相談してください。
ヴェポラップがおすすめの人
妊婦は大丈夫だといえない
ヴェポラップは皮膚から吸収させる成分が含まれています。湿布にも含まれているdl-カンフル、スーとするメントール、アロマ油などです。
dl-カンフルは血管を収縮させる働きがあります。妊娠中はママの血液から赤ちゃんに酸素や栄養を届けているため、血管を収縮させるのは避けるべきでしょう。
湿布の成分自体が体に影響を与えることはありませんが、赤ちゃんの成長のことを考えると注意して使う必要があります。
さらに妊娠中に使えないアロマもあるため注意が必要です。
精油を使う場合も原則芳香浴のみが推奨されていて、皮膚に塗布して使うことは勧められていません。妊娠中に使っていけないアロマは次のものが挙げられます。
- クラリセージ
- サイプレス
- ラベンダー
- カモマイル
- ローズ
- ローズマリー
とくに子宮収縮作用がある、ジャスミン、クローブ、サイプレス、シナモン、パルマローザは妊娠後期に入らないと使えません。
ヴェポラップには紹介したアロマは含まれていませんが、皮膚に塗布すると作用が強く出る可能性があるため、妊娠中に使わないほうがいいでしょう。主治医がヴェポラップやアロマに詳しい方なら、使っていいのか判断してもらいましょう。
授乳中にヴェポラップ
大正製薬の公式サイトには「ヴェポラップは授乳中に使える」と書かれています。妊娠中や妊娠の可能性がある方は、医師や薬剤師に相談してくださいとのことです。
何歳から?赤ちゃんにも使えるヴェポラップ
ヴェポラップは生後6ヶ月の赤ちゃんから使うことができます。生まれて間もないときはママからもらった免疫力があるため、使う必要はないかもしれません。
しかし、6ヶ月くらいになると免疫力が切れてきます。
赤ちゃんが「ご機嫌斜めかな?」と思ったらヴェポラップを使ってみましょう。ヴェポラップ初期の状態に使うもので、症状がひどくなるようなら医師に相談してください。
ヴィックスヴェポラップとは?
ヴェポラップはイギリス生まれです。
日本では大正製薬が販売しています。
ヴェポラップの配合成分
ヴェポラップの配合成分は、スーッとする成分が主体となっています。
- dl-カンフル
- テレビン油
- l-メントール
- ユーカリ油
- ニクズク油
- 杉葉油
- 添加物としてチモール、ワセリン
dl-カンフルは湿布にも含まれているものです。
炎症を広げないために血管を収縮させる働きがあります。血管が収縮するとヒヤッとした感じが出ますが、体は冷えていません。
テレビン油は松科の植物から抽出した油で、ヴェポラップには松葉油も含まれています。
ニクズク油とはナツメグ油のことで、血管を収縮するために配合するものです。子宮収縮作用もあるといわれているため、妊娠中は避けたほうがいいかもしれません。
ナツメグ油は、プロスタグランジン(多くの組織中にある生理活性物質の1種。降圧作用・気管支収縮・子宮収縮・血管収縮およびその正反対の血管拡張・血小板凝集の誘発またはその阻害・免疫抑制・利尿・睡眠誘発などさまざまな効果を示すホルモン様物質)の合成を阻害する働きがある。
出典:http://rintarotakayama.blogspot.com/2014/06/blog-post_17.html
ほかにもスーッとするメントールやユーカリ油が配合されています。ユーカリ油は咳を鎮めるアロマとしても用いられているものです。
ヴェポラップのニクズク油が気になる場合は、ユーカリ油とワセリンを混ぜ合わせたものを活用する方法もあります。妊娠中の方はユーカリ油を使った芳香浴がおススメです。
ヴェポラップで血管を収縮させる
ヴェポラップは血管を収縮する成分やアロマの作用で、皮膚や鼻から成分を取り込みます。
ヴェポラップの副作用
大正製薬の公式サイトに、ヴェポラップの副作用はとくに書かれていません。
しかし、目の周りのような粘膜や、傷口に塗ってはいけないとあります。皮膚に塗布するための薬のため、成分に対しアレルギーがある方や、かぶれがひどい方も使わないでください。
VapoRubヴェポラップの使い方と塗り方
ヴェポラップは胸、背中、喉などに塗って使います。
体温でヴェポラップの成分が温められると、蒸気となって成分を吸引します。皮膚から成分を取り込むと湿布作用が得られて、有効成分が血行をよくし体を温める作用が得られるでしょう。
ママが赤ちゃんにヴェポラップを塗ってあげると、ママの手のひらの優しさも伝わります。子どもはママにさすってもらいリラックスできるはずです。
ワセリンが含まれているため使用後はベタベタするため、よく伸ばしてあげてください。
ヴェポラップの値段
ヴェポラップは1個1,000円から買うことができます。
- 50g瓶 1,000円
- 80g瓶 1,600円
- 100g瓶 1,900円
一度購入すると何年も持つため、小さな子どもがいる家庭は買っておくといいかもしれません。傷むものではありませんが、使用期限を守って使ってください。
足の裏に使う裏技も
イギリスではヴェポラップを足の裏に塗る裏ワザがあります。足の裏に塗るとツボを刺激すると考えられているようです。
ヴェポラップの正しい使い方ではなく、裏技として使ってみましょう。
ベタベタしやすいヴェポラップも足の裏なら靴下を履くと気になりません。
ヴェポラップの足裏は効果がないのか?
ヴェポラップを足裏に塗る方法は民間療法のため、「効果がないのでは?」と思う方もいるでしょう。
Amazonのレビューで真相を調べてみました。
咳風邪をひき、横になって寝ようとすると咳が止まらず…。10年ぶり以上でこちらを使用。レビューに、「足の裏に塗ると良い」とあったので塗ってみました。「んなことあるか~!」と。
結果、、、咳が止まった。。どーいう仕組み?!よく分かりませんが、とにかく咳は止まったので助かりました。
足裏、お試しあれ。
ひさしぶりに風邪をひき、子どもの頃をヴィックスヴェポラッブを塗ってもらってたなーと思い出し、検索したら、足裏に塗ると咳に効くとのレビューをみつけ、買ってみました。
すごい効く!という訳ではありませんが、だいぶ楽になりました。
飲み薬よりも効果があると感じました
これを胸と、眠ってから足の裏に塗ってあげると鼻詰まりが早く治りました
一歳の息子は自分から塗って欲しいとアピールしてきます
もう手放せません
妊娠中に使えるアロマ
ユーカリ油
ユーカリ油は妊娠中に使っても問題ないアロマのひとつです。シネオールが消炎、殺菌、消毒、防腐、虫除けにも使われています。
日本の薬局方にもあるアロマです。妊娠中にユーカリ油を使う場合は、体に塗るのではなく吸入して使ってください。
ティーツリー
ティーツリーも妊娠中に使って問題がないアロマです。ユーカリ油もティーツリーもスーッとした香りで、清涼感があります。
ティーツリーはオーストラリアの先住民アポリジニの人たちが、皮膚の薬として使っていました。
ただし皮膚に付けるとかぶれることがあるため、妊娠中の方は吸引して使ってください。
まとめ:ヴェポラップは医師に相談して使おう
妊娠中に風邪をひいたら、まず医師に相談してください。ヴェポラップ自体は体に影響を与える成分は含まれていませんが、消炎成分で血管を収縮したり、アロマの成分で子宮を収縮したりする可能性があります。
お医者さんがヴェポラップやアロマの成分に詳しくなければ、わからないかもしれません。
ヴェポラップ公式サイト:https://brand.taisho.co.jp/vaporub/