WEBライターに必要なスキル10選
この記事では、
「未経験者や初心者が、WEBライターになるには、どんなスキルが必要?」
という疑問にお答えします。
恐らく、次のような疑問があると思います。
- 何か勉強は必要?
- 必要な資格ってあるの?
- 練習しておいたほうがいい?
結論からいうと、「必要なスキルはありません」。
「必要な資格もありません」。
できればあるといいスキルはありますが、未経験者でスキルがない人でもWEBライターになれますよ。
こんにちは、私はWEBライターとして10年以上働く主婦です。
WEBライターになりたい人に向けて、できればあったほうがいいスキルを紹介していきますね。
Contents
WEBライターに必要なスキル10選
まず、なぜ「必要なスキルはないのか?」
なぜかというと、私はスキルがない未経験の段階から、WEBライターになったからです。
未経験なら、未経験者向けの仕事があります。
だから、「特別なスキルがないとできない」と思わないでくださいね。
ここからは、できればあると便利なスキルを紹介していきます。
あくまでも、「できれば」ですよ。
なくてもいいけど、あると単価が上がりやすいメリットがあります。
1・読者ニーズを読み取る力
最近は、検索エンジンのGoogleが賢くなっています。
Googleは、読者ニーズを優先しているようです。
読者ニーズとは、「読者が何を求めているのか?」ということ。
例えば「潤いのある化粧品が欲しい」と検索しているとします。
読者は商品を買いたいわけで、公式サイト・楽天やAmazonなどの通販サイトが求められます。
また、「洗濯マグちゃんの使い方」と検索している人がいるとしましょう。
使い方を知りたいわけで、使い方記事や動画などが必要ですね。
「東京のオシャレなカフェ」と検索する人なら。
カフェ一覧やお店の公式サイト、Googleマップなどが必要でしょうか。
このように、読者によって何を求めて検索しているか変わってきます。
買いたい、知りたい、行きたい、やりたいなどの行動です。
検索エンジンを使うのは、誰もが情報を調べているわけです。
だからWEBライターは「何を求めているのか?」を予測できる能力があるといいですね。
こういった、Googleの傾向もWEBライターには必要な知識です。
2・SEOの知識
SEOの知識も、Google対策のひとつです。
検索ニーズの予測もそうですが、それ以外にたくさんのルールがあります。
SEOとは「検索エンジン最適化」のこと。
昔は、大量に被リンクを獲得する裏技があったのですが、最近は通用しません。
GoogleもAIを導入して、賢くなってきているから。
最近のSEOは
- 読者ニーズを満たす
- 誰が書いたか?
などが重要になっています。
ただのキーワードの詰め込みはNGで、読者の行動も判断しています。
読者が満足できて、行動に移せるページは、Googleに評価されています。
SEOの対策は、時代とともに変わります。
WEBライターは簡単でいいので、Googleの傾向くらいはチェックしましょう。
3・ネット検索スキル
WEBライターの記事作成は、ネットで情報収集します。
検索結果に出たページを寄せ集めるためじゃないですよ。
確かに、単価の低い記事は、今でも「検索結果10ページを確認」という指示はありますが・・・
基本的には、
- 知らない用語を調べる
- 読者ニーズを調べる
のために、ネット検索スキルが必要です。
単価の高い仕事では、書籍を参考にする場合もあります。
情報元は、信頼できるソースじゃないとなりません。
だから厚生労働省や専門家などが公開した情報を読み取る力が求められます。
専門サイトの情報は、わかりにくい内容も多いのです。
それを、読者にわかりやすい言葉でかみ砕いて、WEBライターが記事にしていきます。
4・著作権知識
WEBライターの記事作成では、著作権問題が発生することがあります。
- 画像の引用ルール
- 記事の引用ルール
などを知っておく必要がありますね。
また、他記事をまるパクリすると、著作権侵害になります。
当然報酬も支払われないので、注意してください。
最悪の場合、記事元から訴えられるリスクもあります。
5・ホウレンソウ
WEBライターは、依頼主とメールやチャットなどで連絡をとります。
返事が遅いと迷惑をかけるため、報告・連絡・相談を心がけてください。
- 納期に遅れそうなら相談する
- メールが来たら早めに返す
- 作成状況を報告する
などの連絡です。
納期に遅れそう、作成が難しそうだと感じたら、早めに相談してください。
自分だけで抱えるより、相談したほうがスムーズにいきます。
プライドが高い人や、責任感が強い人は注意が必要です。
「何が何でも自分がやらなきゃ」と思わないことです。
6・専門性
特定の分野に詳しいWEBライターになると、単価アップしていきます。
例えば、
- 不動産関連に詳しい
- 医師や看護師など資格がある
- 特定の趣味をもっている
などですね。
WEBライターで単価アップを目指すなら、専門性を伸ばしましょう。
何度も同じ分野の記事を書いているとメリットがあります。
- 〇〇さんなら安心
- 詳しい記事が書けそう
と思ってもらえます。
専門性は、「ゲームが好き」という趣味の分野でもOKです。
今は、ゲーム分野が伸びていることから、ゲーム記事も求められています。
そして特定の分野の記事を多く書くと、プロフィールに記載できます。
「〇〇のゲームランク持ってます!」
今までの実績は、クラウドソーシングのプロフィール欄や、ポートフォリオに掲載できます。
実績を見て依頼してくるため、見逃さないようにしましょう。
7・HTMLやWordPress
最近は、記事作成とWordPress投稿がセットになった仕事もあります。
投稿がなく、記事作成の段階で「h2」タグをつける作成方法もあります。
WordPressの投稿は、基本的なHTMLタグの知識が必要です。
タグは「h2」の見出しタグや、表タグなどを知っておきましょう。
あと、自分でブログを運営して、WordPress投稿を経験するといいですね。
8・正しい日本語
正しい日本語は、書籍を1冊読めばマスターできます。
事前に本を1冊読んでおくと、クライアントからフィードバックされる回数を減らせます。
- 「ます」「です」など同じ語尾を続けない
- 「ら」抜きをしない
- 「あれ」「それ」の指示語を減らす
- 「〇〇になります」に注意
などの日本語ルールを覚えましょう。
初心者向けの仕事に応募すると、日本語ルールを指導してくれるクライアントも多いです。
難しく考えず、簡単に知識を取り入れるだけでOKです。
9・タイピング能力
ブラインドタッチは、最初からできなくても大丈夫です。
記事作成を続けるうちに、できるようになるから。
でも、自分でブラインドタッチの練習くらいはしておきましょう。
10年以上WEBライターをやっている私は、キーをまったく見ないでタイピングできます。
無料で利用できるタイピングソフトを活用して、練習しましょう。
キーの配置を指に教え込むと、記事作成が速くなります。
まずは、指に対応するキーの配置を正確に覚えてください。
10・WEB記事の特性を理解する
WEBライターは、WEB記事を書く人。
一般的な記事と、WEB記事は特徴がまったく違うのです。
- 小説・・・ストーリーを楽しむもの
- 雑誌・・・自分で買うもの
- WEB記事・・・答えを知るもの
このような特徴があります。
WEB記事は、何かを知りたくて検索してたどり着きます。
読者は「答えをいち早く知りたい」のです。
だから、WEB記事は結論→根拠→事例→根拠の順番で作成します。
最初に「結論」がくることで、読者は満足できるため。
詳しく知りたい人だけが、記事の続きを読んでくれます。
また、見出し1つに対し、同じく結論から始めるようにします。
見出しを見るだけでも、記事の内容が理解できると時間節約になりますよね。
次の項目からは、WEBライターに必要なものの紹介です。
道具を用意していない方は、続きを確認してみてください。
合わせて知りたいWEBライターに必要なもの
WEBライターをはじめるには、パソコンとソフトが必要です。
スマホだけで記事作成はできないので、最低限この2つは用意してくださいね。
WordとExcel
マイクロソフトが提供する、WordとExcelは必須です。
Wordは記事作成に使います。
Excelは、クライアントからの指示に使われることが多いようです。
最近は、Googleスプレッドシートを使って、オンライン上でやり取りする場合もあります。
それでも、記事作成にはWordとExcelはあったほうがいいです。
Wordは、文字カウントや校正ができるので、私はいつも使っています。
費用はかかりますが、WEBライター仕事の経費にできるので、損はないと思います。
パソコン
パソコンは、ノートパソコンまたはデスクトップパソコンを用意します。
記事作成だけなら、高額なものじゃなくてOKです。
今なら、10万円もあればいいパソコンが手に入りますよね。
パソコン購入費も経費にできるので、初期投資として考えてください。
個人的に私は、デスクトップ派です。
ノートパソコンだと、キーが狭いので、タイピングミスしやすいと思うから。
別にキーボードを用意するなら、ノートパソコンでもいいと思います。
小さすぎるノートパソコンだと、画面がみづらい・タイピングしやすいですね。
記事作成時は、Wordファイル・Excelファイル・ブラウザを開きます。
多数のタブを使い分けるので、パソコン画面は大きいと使いやすいです。
WEBライターに必要なスキルは独学でOK
ここまで、WEBライターに必要なスキルを紹介しましたが、どれも仕事をしながら学べばOKです。
私が以前契約していたクライアントさんは、書籍をプレゼントしてくれました。
「沈黙のWebライティング」を送ってくれましたよ。
古い本ですが、今でもライティングで通用する良書だと思います。
沈黙のWebライティングは、公式サイトで無料で読むことができます。
リンク:https://www.cpi.ad.jp/bourne-writing/
ネットでも読めるけど、紙媒体で読むほうが、頭に入りやすくおすすめ。
私は紙媒体で、何度も読み返すようにしています。
また、ライティング力は、クライアントからのフィードバックで強化できます。
フィードバックは、指摘や避難ではないのです。
素直に受け止める姿勢があると、WEBライターとして成長できます。
第三者からの添削ほど、ライティング力をアップできるものはありません。
自分で読み返しても、読者に読みやすいかはわからないもの。
でも、私の場合一度だけ、対応の悪いクライアントがいました。
「こんなんも出来ないの?」「使えないやつだな」みたいな態度のフィードバックでした。
私は、「あなたがテスト合格させたんでしょ?」と思ってしまいましたね。
対応の悪いクライアントは、その後も無理を言い続けます。
そのクライアントは、ちょっとした言葉の使い方も細かく指摘する人でした。
(細かい指示があるなら、指示書を出すべきです)
そういった悪いクライアントは、付き合わないのが一番です。
悪い人はそうそう出会わないですし、こちらから切ればいいだけなので、積極的に仕事に応募してみてくださいね。