Webライターの開業届は夫の扶養に入る主婦はいらない

スポンサーリンク

「Webライターの仕事始めたいんだけど、開業届って必要なの?」
「いや、出さなくても罰則ないし、面倒だし要らないんじゃない?」

ある日、友人とこんな話をしました。
実は、個人事業主は開業届を出さなくてもいいんですよね。

主婦の方だと、逆に開業届をだすことで問題が出る可能性があります。
それは、「夫の扶養から外れてしまうこと!」。

主婦の方の多くは、Webライターの仕事をやるなら、夫の扶養に入ったまま働きたいはず。
私も、夫の扶養に入りながら、Webライターの仕事を10年以上続けていますよ。

でも、夫の会社の経理担当が変わるたびに「扶養から外れる!」問題が何度か出たことも。
だから、安易に開業届を出さないほうがいいのです。

今回は開業届を出したほうがいいパターン、ダメなパターンを紹介しますね。
失業保険をもらっている人は、開業届を出してもらえなくなることもあります。

主婦ならWebライターは開業届を出さないほうがいい


まずは結論から、主婦のWebライターに限っては、開業届を出さないほうがいいです。
なぜなら、先ほども言ったように、「夫の扶養から外れる恐れ」があるため。

夫の扶養とは、厳密には社会保障の扶養のことといいます。
名前が似ている「扶養控除」とは意味が違うので間違わないでくださいね。

扶養控除とは、子どもや親を雇っているときに使える控除のこと。
配偶者の場合は、「配偶者控除」または「配偶者特別控除」が使えるので、扶養控除の対象にはなりません。

つまり、夫の控除とは次のような意味があります。

  • 夫の社会保険の扶養に入る
  • 夫の年金の扶養に入る
  • 配偶者控除または配偶者扶養控除を使う
  • 夫の会社から扶養手当をもらう

妻が夫の扶養に入っていれば、所得税や住民税が軽減されます。
また、夫の社会保険や年金の扶養に入れると、妻は別に国民健康保険や国民年金に加入する必要がなくなります。

主婦にとって重要な部分は、保険と年金ですね。
妻が個人事業主になり、自分で保険と年金を払うとなると。

  • 国民健康保険:約3万円(地域により差あり)
  • 国民年金:16,540円×12か月=198,480円

なんと合計で、約23万円の出費です。
主婦にとって、この金額は痛いですよね。

次に、夫の会社からもらっていた、扶養手当がなくなる問題です。
私はWebライターとして10年以上働いていますが、今年から夫の会社から扶養手当がもらえなくなってしまいました。

本当は扶養手当がもらえる身分じゃなかったけど、会社にバレたということ。
夫の会社の経理担当者が変わった時点で、見直されちゃいました。

月々2万円の扶養手当だったので、24万円のマイナス。
さらに、年の途中で気づき、支払った分を返却しなければならず48万円!

夫の社会保険や年金の扶養のままではいられたのですが、扶養手当がなくなったことで、一気に50万円もとんでしまったのです。

扶養のままWebライターとして働きたいなら、稼ぎすぎに注意してくださいね。
また、夫の社会保険の扶養でいられるかは、会社の見解に左右されてしまいます。

個人事業主=扶養から全部外す
なんて企業もあるため、夫の扶養に入っている主婦は注意してください。

Webライターの開業届を出したことにより、個人事業主だととらえられて、夫の社会保険の扶養から外される可能性があります。
そうなると、Webライターの収入がなくても、国民健康保険と国民年金を支払わないといけません。

主婦のWebライターは収入が増えてから開業届を出そう


私がWebライターとして開業したのは、かれこれ10年以上も前。
基本的には稼ぎすぎないよう収入を調節していて、夫の扶養でやってきました。

開業したのは10年以上前ですけど、実は開業届を出していません。
個人事業主の場合は、開業届を出さなくても罰則等はないんです。

収入が少なければ、白色申告での確定申告となるため、開業届を出さなくても支障はなし。
私の場合は、開業から3~4年くらいは、白色申告で確定申告をしていました。

そしてあるとき、青色申告届出もせず青色申告で確定申告したのですが、通りましたよ。
開業届を出していなくても、長く白色申告をしてきた実績から、認められたようです。

毎年届く税務署のハガキにも、「青白申告」と書かれているので。

私のように、白色申告を数年続けてきて、開業届や青色申告届出を出さずいきなり青色申告にできるかは不明です。
税務署によっても見解は違うと思うので、不明な点があったら直接聞いてくださいね。

もしかしたら、昔は税務署も甘かったのかもしれません。

本来であれば
「青色申告切り替え時に青色申告届を出す」これが正解です。

主婦の方で、しばらくは収入が少なく、夫の扶養に入ったままにしたいなら、白色申告でいいと思います。
収入が増えてきて、青色申告に変えたいときに、改めて切り替え手続きをしましょう。

青色申告に切り替える手順

白色申告から、青色申告に変えるときは、税務署に「青色申告承認申請書」を出します。

  • 青色申告する年の3月15日まで
  • 事業を開始してから2か月以内

これらのどちらかで、申請書を提出してください。

3月15日以降に申請書を出すと、その年は白色申告です。
提出が遅れると翌年からの青色申告になるので、損しないため早めに提出してくださいね。

ちなみに、青色申告と白色申告では、控除額がかなり変わります。

  • 白色申告特別控除額:10万円
  • 青色申告特別控除額:55万円または65万円

最大の65万円の控除を使うには、帳簿付けが必須です。

私は、塚田祐子さんの「フリーランスのための超簡単!青色申告」を使って帳簿付けしています。
書籍に帳簿ソフトも付いていて、お得ですよ。

多数ある帳簿ソフトの中で選んだ理由は、帳簿付けの仕分けが簡単なことから。
家庭用に使った費用の仕分けが簡単だと思いました。

Webライターの人の記事を読むと、「Freee」を使っている人が多いようです。
私は税金の知識も付けたかったので、本にソフトが付いているタイプを選びました。

ちなみに、書籍についているソフトは、Excel対応の帳簿ソフトです。
普段からExcelを使っている人なら、使いやすいと思います。

屋号で銀行口座を作成するなら開業届を出そう

主婦の方で夫の扶養内で働きながら、Webライターになるなら開業届は要らないといいましたが、一つだけ例外があります。
それは、屋号で銀行口座を作成するときだけ。

屋号とは、個人事業主の会社名のようなもの。
会社名ではないですが、クライアントとのやり取りで名前があると、覚えてもらえる可能性があります。

私は、Webライターを10年以上続けてきて、屋号の必要性は感じたことがないです。
個人事業主としてずっとやっていくなら、個人名でのやり取りでOKだから。

今後、Webライターとして本格的に仕事をするなら、屋号はあるといいかも。
主婦で、夫の扶養内で働く程度だったら、屋号はいらないです。

また、屋号を作ると、屋号での銀行口座が作成できます。
家庭用の口座と、Webライター用の口座を分けるなら、屋号が作るのもいいですね。

ただし、銀行口座も個人名でOKです。
個人名の口座がすでに別にあるなら、わざわざ屋号は作らなくてもいいと思います。

Webライターは必要に応じて開業届を出すようにしよう


主婦で夫の扶養内で働くなら、開業届をしなくてもあまり支障はないです。
逆に、開業届を出すことで、個人事業主だと認定されると、扶養から外れて問題が出てくる可能性もありますしね。

私みたいに、パート程度を稼ぐなら、開業届はとくに考えなくていいと思います。
稼ぐなら、中途半端ではなく、保険や年金を自分で払って、扶養手当の分も稼ぐつもりでいたほうがいいです。

私の例でいえば、年間50万円以上は稼がないと損になります。
保険と年金で23万円、扶養手当24万円分以上稼ぐ必要があるということ。

年間所得が100万円だとして、年間50万円マイナスとなるなら、50万円しか利益がないことに。
こう考えると、扶養に入るのってお得だとわかりますよね。

主婦がWebライターを目指すなら、扶養を外れたときのマイナス面も考慮してみてください。

スポンサーリンク