「読みやすい文章だね」と言われる書き方は文字数がポイント

「アナタの文章は読みやすいね」と言われたら嬉しいですよね。
しかし、いざ文章を書いてみると読みにくく、どこを直したらいいかわからない・・・。
読みやすい文章が書けないのは、ルールを知らないから。
今回は、Webライター歴10年以上の私が注意している、読みやすい文章の書き方を紹介します。
ポイントを理解して、最後までスラスラ読めるWeb記事の文章にしてみましょう。
読みやすい文章を書くコツ5選
私が注意している読みやすい文章の書き方は、全部で5種類です。
- 1文の文字数を少なくする
- リズム感をもたせる
- 最後に文字を削る
- 結論を先に提示する
- 誰に伝えたいのか明確にする
具体的に、どのようなポイントがあるのか紹介しますね。
1文の文字数を少なくする
私がWebライターを始めたばかりの頃は、「長い文章はカッコいい!」と思っていました。
でも、1文が長いと、主語と述語のねじれがおきやすく、何を言いたいのかわからない文章になってしまうんですよね。
文章は自己満足のために書くものじゃないです。
相手に伝わって意味があるため、1文の文字数を減らすのは当然ですよね。
1文の文字数の目安は、50~60文字くらい。
さらに少なくして、30文字くらいにすると読みやすいですね。
最後に文字を削る
文章をダーっと書いたら、最後に文字を削ります。
- 1文が長いときは分割
- かぶっている内容を削る
- 関係ない内容の文章を削る
文章は、思い切って削りましょう。
「文字数3,000文字書かなくちゃ」という思い込みがあると、削れません。
文章は長いか短いかは関係がなく、読者が理解することが大切。
SEOだけを意識して長文にならないよう注意してくださいね。
結論を先に提示する
文章では、最初に結論を提示するようにします。
結論は、書き出しの部分に含めると親切ですね。
リンク:【ブログ向け】リード文とは?「書き方を覚えたら完読率が上がった!」
いつまでも結論が出てこない文章は、読者を不安にさせます。
最後まで読んだのに必要な情報がないと、「読んでいる時間損した!」と思いますよね。
結論を先に提示していれば、その結論の根拠や具体的な内容を知りたい人だけが読んでくれます。
誰に伝えたいのか明確にする
誰に伝えたいのか明確にするのも、最初に結論を提示するのと同じ。
読者像が明確であれば、必要な人だけが読み進めてくれます。
例えば、この記事は「読みやすい文章」がテーマです。
読みやすい文章のサジェストでは、「小説」「論文」「ビジネス」が出てきました。
リンク:キーワードから検索ニーズを把握する方法!Google検索でわかるよ
「読みやすい文章」で検索する人は、作家を目指す人やビジネスで役立てたい人が多いよう。
しかし、私の職業Webライターの目線で記事を書きたかったので、Web記事での読みやすい文章の書き方に絞りました。
小説・論文・ビジネスでは、読みやすい文章の書き方は違いますからね。
ターゲットを明確にすれば、対象者に響く文章になります。
リズム感をもたせる
文章全体にリズムがあると、疲れずに続きを読むことができます。
文章の内容に問題がないのに、「なんか違う?」と思ったらリズム感が悪いのかも。
2~3行で改行を入れる
改行をこまめに入れるのも、読みやすい文章のポイントのひとつです。
できれば、2~3行書いたら改行しましょう。
パソコンで見ると文章が続いてもあまり気になりませんが、スマホだと読みにくいです。
ブログ用に文章を書いたら、必ずスマホでも読みやすさをチェックしてください。
私の場合は、1~2行で改行を入れています。
スマホで見ると、3行で改行だと少し窮屈な印象ですね。
箇条書きを多用する
読みやすい文章にするなら、箇条書きを入れましょう。
箇条書きを入れると、文章に余白が生まれて読みやすくなります。
また、箇条書きにした文字は、SEO的に同じレベルのキーワードだと判断されます。
例えば「〇〇選」を紹介する場合、同じレベルのキーワードですよね。
キーワードに順番をつけるときは、数字付きにします。
テーブルを入れる
複数のデータを使うときは、テーブルを使いましょう。
文字で伝えようとするより、表にしたほうがわかりやすくなります。
また、テーブルを使うと文字数が減る効果もあります。
記事全体の文字数を気にするのではなく、文字数を削ってでも伝わりやすさを重視したいですね。
見出しや小見出しを入れる
1文の文字数を少なくするのと同じで、文字の塊を小さくすると見やすいですね。
記事内にこまめに見出しと小見出しを入れるようにします。
段落を複数分けると、見出しを見るだけで記事の内容がわかるメリットも。
Web記事を見る人は早く答えを知りたいので、見出しで結論を伝えるようにします。
漢字とひらがなとカタカナを使い分ける
漢字が多い文章は、固い印象を与えてしまいます。
誰だって、論文みたいな文章は読みたくないですよね。
漢字が続いているときは、ひらがなやカタカナを入れるようにします。
ひらがなが続いても読みにくいので、カタカタも使ってくださいね。
同じ文末を3回連続させない
文末が同じ言葉だと、リズム感が悪くなります。
「~です」「~ます」「~でしょう」や体言止めを使うといいですね。
読みやすい文章にしたいなら文字数を少なくしよう
数年前に長文記事が流行ったため、今でも「1記事何文字がいいですか?」という質問があります。
しかし、読みやすい文章と文字数は関係がありません。
- 読者が読みやすいか?
- 読者が答えをわかりやすいか?
- 読者が行動に移せるか?
今回紹介した読みやすい文章の書き方の中でも、文字数を削るコツがおすすめ。
私は、Wordで文章を書いていて、1文を1行に収めるようにしています。
通常であれば、Wordの1行は40文字だからです。
とくにWeb文章は「読まれない」。
読みにくければ別の記事に行けばいいだけだから。
Web記事で読みやすい文章にしたいなら、文字数を削りたいですね。
ぜひ実践してみてください。
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