葉酸サプリはいつからいつまで必要?妊活中は妊娠前からがおススメ

葉酸いつから

「葉酸はいつから必要になるの?」妊娠がわかってから慌てて葉酸が必要な時期を調べる方も多いですよね。

葉酸は受精卵や子宮内膜の生成にも必要なため、妊娠がわかる前から必要です。妊娠初期だけ葉酸が必要なのではなく、妊娠中や授乳中も葉酸を多くしなければなりません。

葉酸の必要性を理解して、安心できる妊婦生活を送ってみましょう。

葉酸の摂取はいつから必要?サプリを飲む時期は?

葉酸はいつから

妊活中なら妊娠前から葉酸の摂取が必要です

妊活中の方は受精卵の着床が気になるのではないでしょうか?

葉酸はDNAやRNAの生成に必要な栄養素です。核酸であるDNAやRNAは遺伝子の情報を持っているため、葉酸は受精卵の細胞分裂にも関わっています。

充分な葉酸が体内にあれば受精卵の細胞分裂を促し、子宮内膜を厚くして妊娠しやすいサポートに役立ちます。葉酸は妊娠対策にもなるため、妊活中の方は妊娠前から葉酸の摂取量に注意するのがおススメです。

体外授精をする前から葉酸を摂取しよう

妊活中で体外受精を予定している場合も、妊娠前から葉酸摂取に注意しましょう。

葉酸の摂取は女性だけでなく男性の体にも必要なものです。不妊の原因は男性側の染色体異常もあるため、DNAやRNAの生成に必要な葉酸の摂取量に注意してみてください。

厚生労働省の発表では妊娠する1ヶ月前からを推奨

厚生労働省の発表では、妊娠を希望される方は「妊娠の1ヶ月前から葉酸を摂取すること」を推奨しています。妊娠前から葉酸の摂取量を増やすのは、十分な葉酸の摂取で胎児の細胞分裂を補助できることがわかっているためです。

妊娠前から葉酸が必要な理由

葉酸はいつから

赤ちゃんの細胞分裂リスクを軽減させるため

胎児の神経管は脳や脊髄で形成されています。神経管の形成は受精卵ができてからわずか28日~6週末までです。

妊娠がわかるのは6週に入ってからで、気が付いたときにはすでに胎児の神経管は完成しています。胎児の神経管閉鎖があると脳や脊髄の形成が上手くいきません。

妊娠を希望される方が充分な葉酸量を満たしていると、胎児の細胞分裂リスクを70%程度減らせると発表しています。だからこそ、妊娠を希望される方は妊娠がわかる前から、葉酸摂取量に注意する必要があります。

妊娠中になりやすい貧血対策になるため

葉酸はビタミン12と合わせて赤血球をつくる働きがあります。赤血球は血流に乗って全身に酸素を届ける働きがあるため、葉酸不足は貧血になります。

妊娠中は赤ちゃんのために血液の量が増えて赤血球も増加している状態です。葉酸はママの貧血対策にもなるため、十分な葉酸摂取量を心がけましょう。

妊婦の葉酸の摂取量とは?

葉酸はいつから

成人女性は1日240µg→妊婦は480µg必要

妊娠前から野菜を十分摂取していれば問題はないのですが、野菜や果物が苦手な人だと葉酸の摂取量が不足している可能性があります。

平成24年国民健康・栄養調査、日本人の食事摂取基準2015年版のデータによると、妊娠する可能性がある20代で葉酸の平均摂取量は243µg、30代で225µgです。日本人は普段通り野菜や果物を食べていれば、成人女性が1日に必要な葉酸量の240µgは満たしています。

ところが妊娠中は1日に480µgと必要量がアップするため、普通の食事をしていただけでは葉酸が足りないのです。

平成24年国民健康・栄養調査報告

妊活中の女性は1日480µgの摂取量が目安

妊活中の女性は受精卵の細胞分裂と子宮内膜を厚くするサポートに葉酸を活用できます。1日に必要な妊活中の方の葉酸の量は、妊娠中の女性と同じ480µgです。

葉酸の上限は1日1,000µgまで取りすぎに注意

厚生労働省によると、葉酸は1日に1,000µgまでにすべきだと発表しています。

サプリメントの場合食事と合わせて1日に1,000µg以上になることは可能です。葉酸を取りすぎると、ビタミンB12欠乏の症状が出ることがあります。

葉酸サプリはいつまで必要?

葉酸はいつから

妊娠中期~後期にも葉酸が役立つ

葉酸の摂取は妊娠初期だけと思われがちですが、妊娠中期~妊娠後期も必要な栄養素です。妊娠中期以降も赤ちゃんは細胞分裂を繰り返しています。

葉酸はDNAやRNAの生成に必要な成分で、赤ちゃんの器官形成に役立つからです。妊娠中期や後期は赤ちゃんに障害のリスクはなくても、葉酸を摂取することで胎児の体の成長もサポートできます。

葉酸はママの造血にも役立つ栄養素のため、妊娠中期~妊娠後期の貧血対策にもなります。ママは妊娠期間を通して貧血になりやすいため、葉酸を摂取しましょう。

授乳中も1日380µgの葉酸が必要です

葉酸は授乳後も必要な栄養素のため、産後も継続して摂取してください。産後はママが食べた物で母乳が作られているため、造血作用がある葉酸が役立ちます。

母乳はママの血液成分からできているもので、授乳中も成人女性より100µgアップした葉酸摂取が必要です。葉酸を摂取すると母乳量にも影響が出る可能性もあるため、積極的に葉酸を摂取してください。

産後は子宮がまだ回復しておらず、葉酸で傷の回復を高める対策もおススメです。

ママも毎日細胞分裂を繰り返しているため、ママにも葉酸は不可欠な栄養素です。葉酸は産後のうつ対策や、抜け毛対策としても活用できます。

授乳が終了すれば葉酸を意識してとる必要はありませんが、次も妊娠を望むなら葉酸の摂取量を高くしておいてください。

葉酸と授乳との関係性は、下記の記事で紹介しています。

ピジョン葉酸はいつまで?

ピジョン葉酸を飲む場合は、妊娠初期だけでなく妊娠期間中ずっと飲みましょう。葉酸は授乳中も必要量が増すので、産後もピジョン葉酸を飲み続けるのがおすすめです。

ピジョン葉酸サプリは育児用品コーナーでも売られている商品のため、産後にベビー用品を買うときに一緒に手に入れやすいでしょう。価格もお手頃なことから、産後で育児費用がかかる場合でも続けやすいです。

ベルタ葉酸はいつまで?

ベルタ葉酸も、ピジョン葉酸と同様に授乳中まで飲むのがおすすめです。定期購入制度もあるので、妊娠中~産後まで続けやすいでしょう。

ベルタ葉酸は定期購入だと1ヶ月4,000円程度です。商品価格がやや高めなのは、美容成分が入っていること、吸収量が高い酵母葉酸を使っているためです。

産後にベルタ葉酸を続けるのが金銭的に辛くなったら、安価な葉酸サプリに見なおしましょう。葉酸が重要なのは妊娠初期なので、授乳中は安価な葉酸サプリに変えても問題ないと思います。

葉酸飲んでない・・・そんな場合は?

葉酸はいつから

葉酸は野菜にも含まれているため心配しなくても大丈夫

葉酸は妊活中の女性にはよく知られていますが、一般女性にそれほど認知されているわけではありません。そのため「もう妊娠中期だけど葉酸を飲んでいない!」という方もいるようです。

本来は妊娠する前から葉酸の摂取量に注意するのがベストですが、葉酸は野菜や果物にも含まれているため、全く摂っていないわけではありません。妊娠してから葉酸の必要性に気が付いても、それほど心配しなくても大丈夫です。

葉酸サプリでリスクを必ず予防できるわけではない

厚生労働省がいうリスクを軽減は、あくまでも予防範囲内です。葉酸を摂取したからといって、100%のリスクを減らせるわけではありません。

リスクは、1万人に対し約6人の割合です。
すべてのリスクは葉酸不足からおきているわけではありません。
出典:https://www.niph.go.jp/soshiki/shogai/yousan/Q_A/q_a.html

葉酸サプリで摂取する場合の注意点

葉酸はいつから

サプリは「天然葉酸」と「合成葉酸」の2種類

葉酸サプリメントは「天然葉酸」と「合成葉酸」があります。

食品から摂取する葉酸が天然型で、プテロイルポリグルタミン酸型です。プテロイルグルタミン酸は水に溶けやすく熱に弱いため、食品から50%程度しか吸収することができません。

一方で合成葉酸は、テロイルモノグルタミン酸です。テロイルモノグルタミン酸はサプリメントに含まれていることが多い葉酸で、85%の割合で吸収できるとされています。

そのため、厚生労働省は合成葉酸を推奨しているようです。

厚生労働省が合成葉酸を推奨するのは、合成葉酸では研究報告があるのに対し、天然葉酸はリスクを軽減できるかわかっていないためです。天然葉酸に効果がないというわけではありません。

ピジョンやベルタは合成葉酸

妊婦さんに人気がある、ピジョンやベルタ葉酸は合成葉酸を使っています。日本で売られている葉酸サプリのほとんどは、合成葉酸を使っているようです。

吸収率の高い合成葉酸を使うか、食品と同じ扱いになる天然葉酸を使うかは、個人の自由です。しかし、合成葉酸は石油由来で体に蓄積しやすいことは覚えておいてください。

無添加のサプリメントを選ぶこと

葉酸サプリは妊娠中に飲むもののため、無添加を選ぶようにしましょう。保存料、香料、甘味料、など人工的な添加物が含まれていないものだと安心です。

つわり軽減におススメのビタミンB6が含まれているもの

葉酸サプリは妊娠初期から飲み始めるもので、つわり対策に使えるビタミンB6が含まれているものがおススメです。ビタミンB6は病院で受ける点滴にも含まれる栄養素で、つわり軽減効果があるとされています。

つわりとビタミンB6の関係性は、下記の記事で紹介しています。

葉酸サプリの取りすぎに注意

葉酸は水溶性ビタミンのため、取りすぎても不要な分は尿と一緒に排出されます。食品中に含まれている葉酸なら、過剰摂取にはなりにくいでしょう。

しかし、葉酸を1日に1,000µg以上摂取するのは避けてください。ビタミンB12不足の問題がわかりにくくなるためです。

市販の葉酸サプリにも、1日1,000µg以上の摂取量にならないよう注意書きされているものがほとんどです。

現在までのところ、葉酸のとりすぎによる疾患はみられていません。1日に1000マイクログラム以上の葉酸をとると、ビタミンB12欠乏症による「巨赤芽球性貧血」という病気を診断しにくくなることがしられています。しかし、この「巨赤芽球性貧血」は若い人ではめったにみられません。
出典:https://www.niph.go.jp/soshiki/shogai/yousan/Q_A/q_a.html

まとめ:妊娠を希望するなら妊娠前から葉酸摂取がおススメ

葉酸は妊娠前から必要なことは知らなかった方も多いかもしれません。

今では母子手帳にも「葉酸の摂取量」が記載されるようになったため、妊娠して葉酸の必要性をはじめて知る方も多いようです。普段の生活で葉酸は不足していませんが、妊活中や妊娠中、授乳中は葉酸の必要量が増します。

毎日の食生活から天然葉酸を摂取しながら、不足分は葉酸サプリから摂取してみてくださいね。

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