葉酸サプリに効果なしの誤解。ビタミンは不要なら排出されます

葉酸サプリ効果なし

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「葉酸サプリは効果がないって本当?」これから葉酸サプリを飲む予定の方は、効果が気になっていることでしょう。

葉酸は食事からも摂取できるので、十分な量が得られていれば効果は実感しにくくなります。「葉酸サプリは効果なし」といわれる、本当の意味を理解してみませんか?

葉酸サプリに効果なしの誤解

葉酸サプリ効果なし
葉酸はもともと私たちの体に必要なビタミンで、食事から十分な量が摂取できていれば、「葉酸サプリは効果がない」となります。

葉酸はビタミンB群を摂取するサプリのこと

勘違いしてはいけないのが「葉酸サプリはビタミンB群の補助食品」であることです。葉酸サプリは医薬品の扱いではなく、食品と同じように栄養を補給する目的のものです。

ビタミンは私たちの体にも必要な栄養素で、葉酸はビタミンB群の一種のため、赤血球や細胞の生成に使われています。そのため、葉酸は別名「造血ビタミン」とも呼ばれているのです。

妊娠中は葉酸の必要量が高まる

葉酸は普段の食生活で野菜などを食べて不足することはありませんが、妊娠中は葉酸の必要量が高まるため、食事だけでは補いきれないことがあります。妊娠初期に葉酸摂取量が不足すると、胎児の成長にリスクがある危険性から、「妊娠初期に葉酸の摂取量に注意が必要」だといわれているのです。

妊娠中でも食事から葉酸が充分摂取できていれば、不要な分は尿と一緒に排出されるので「葉酸サプリは効果がない」となります。葉酸サプリの効果があるかは、その人の食生活で変わってくるでしょう。

「葉酸サプリは効果なし」の誤解が生まれた理由

葉酸サプリ効果なし
もうひとつ「葉酸サプリは効果なし」といわれる理由は、間違った情報が広まったことも原因なのでしょう。

胎児の問題は細胞分裂で影響が出る

一方で胎児の問題は、受精卵ができて細胞分裂が上手くいかなかったことからおこる問題です。葉酸は細胞の遺伝子情報を伝えるDNAやRNAの合成に関わる栄養となっています。

欠乏症になると細胞分裂が活発な部分で影響が出て、胎児の神経に問題がおこりやすくなるのです。

健康な人が葉酸不足になると、細胞分裂が活発な口腔内や腸で影響が出やすくなります。妊娠中の女性は口の中にできものがあるときや、お腹がゆるくなりやすいときは葉酸不足に注意してみましょう。

葉酸サプリで期待できる効果4選

葉酸サプリ効果なし
葉酸には「細胞の合成を助ける」「赤血球の合成を促す」「ホモステインの増加を抑制する」の3つの働きがあります。妊娠中に食事から葉酸摂取量が不足していれば、葉酸サプリで次のような効果が期待できるでしょう。

1・細胞分裂リスクの低減

妊娠初期に葉酸の摂取量が充分であると、生まれてくる子どもの細胞分裂リスクを防ぐことが明らかになってきています。そのため、厚生労働省では妊娠中の女性は、1日400µgの葉酸摂取を推奨しています。

妊娠中に葉酸の摂取量が不足すると、胎児の中でも最初に生成される脳や脊椎の形成が上手くいかなくなってしまうのです。

胎児の細胞分裂リスクは、葉酸不足だけが原因ではありません。しかし、葉酸不足でおこるのか、それ以外の原因でおこるのか区別する方法はないのです。

細胞分裂リスクは脊椎が形成される妊娠4週ころに葉酸摂取量が少ないことや、母体の問題などが指摘されています。

英国のビタミン研究グループが1991年におこなった研究では、妊婦に1日4,000µgの葉酸を妊娠4週~12週まで摂取させると、70%の割合で細胞分裂のリスクを低減させると発表しました。
出典:https://www.juntendo.ac.jp/graduate/laboratory/labo/shonigeka/jsbss/topics/doc/folic_acid.pdf

2・妊婦の貧血を防ぐ

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葉酸は赤血球の合成に関わるビタミンで、妊娠中に不足すると母体が貧血になることがあります。

胎児の成長のために葉酸や鉄分が多く消費されるようになり、妊娠中はフラフラを訴える人は少なくありません。妊娠中は赤ちゃんのために血液量が増えるのに、赤血球が増えなければ母体に十分な酸素を届けることができなくなるのです。

妊娠中に食事だけでフラフラが改善されないときは、葉酸の医薬品もあるので医師に相談するようにしてください。

赤血球の合成はビタミンB12と合わせた働きが重要なため、葉酸と同時にビタミンB12も摂取するようにしましょう。葉酸だけだとフラフラによる神経の問題のためにも、ビタミンB12の摂取もおすすめです。

3・母体の血流改善

葉酸は赤血球の合成に使われ、血中のホモステインの増加を抑制する働きから、葉酸で母体の血流が改善することがあります。妊娠中に冷えがあると「つわりがおこりやすい」ともいわれているため、冷えやすい方は葉酸でつわり対策にもおすすめです。

4・妊娠中のストレス緩和

国立精神・神経医療研究センタ―による調査内容によると、心の不安定な方に血中葉酸量が少ないことがわかりました。

妊娠中は葉酸の必要量が増して不足しやすく、ホルモンの急激な変化でも精神的な影響を受けやすいといえます。何となく気分がすぐれないと感じたら、野菜から葉酸の摂取量を増やしてみましょう。

まとめ:野菜で葉酸が摂取できているなら葉酸サプリに効果はない

「葉酸サプリが効果なし」といわれるのは、十分な葉酸が食事から摂取できていれば、葉酸サプリを摂取しても効果を実感できないからでしょう。もともとバランスのよい食事を心がけている方は、新たに葉酸サプリで摂取量を増やす必要はないかもしれません。

しかし、妊娠中に貧血がおこりやすい方、口の中のできものやお腹がゆるくなりやすい方、気分が落ち込みやすい方は、葉酸の摂取量が少ない可能性があります。葉酸サプリで胎児のリスク低減は実感できないことのため、母体に現れる状態で葉酸が足りているか確かめてみてはどうでしょうか。

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